理事長の山田紀子が、地域のボランティア活動に積極的に参加していく中で、義母・実父母の介護について考えるようになり、高齢者の介護への道に入る。１９９６年から２００２年まで介護保険施設など様々な介護職種を経験。赤ちゃんからお年寄りまで、障がいがあっても無くても利用でき、家庭的な雰囲気の中でケアを行える場所を作りたいと一念発起し、賛同した仲間の協力を得て、２００２年８月に特定非営利活動法人ふるさとのあかりを開設、同年１１月ふるさとのあかり(デイサービス)を開所。２００５年にショートステイふるさとのあかりを開所。２００８年には、ふるさとのあかり八町を、２０１３年５月には、グループホームあかり(障害者)を開所し、日々さまざまな利用者様とのかかわりを楽しんでいる。

開所当時は小規模の通所サービスも少なく、高齢者中心のデイサービスでしたが、私たちは富山型デイサービスという方法で、高齢者、障がい者(児)を一つ屋根の下で、家族のように過ごす場所を提供しています。そこでは、毎日の決められたスケジュールに従っていただくのではなく、毎回自分自身でいろんな過ごし方を決めていただいています。一人ひとり個々に、又、季節、天候を味わいながらゆったりとした時間を過ごしたり、季節の作品を作ってお持ち帰りいただいたり、外出や外食の機会の少ない方には、外食ツアー、買い物ツアー等の時間をより多くとっています。
そして、家族の方々の負担を軽減していただくためのショートステイは、高齢者も障がい者(児)も一緒に泊まることができ、利用者の方には自宅にいるような気持ちで居心地良く過ごしていただけるように手助けいたします。
また、２０１３年には、障がい者の為の生活の場、グループホームも開所し、いろんな方々の居場所づくり、拠り所をつくっています。

ふるさとのあかりが今まで活動してきた現実、いろんな人々の相談受けれる地域のかけこみ寺的な存在をさらに充実し、地域の拠点を目指している。
現在、障がい者（知的・精神）を雇用しているが、もっと沢山の人達を受け入れて彼ら、彼女らの働く場を提供出来る場所を検討している。

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