私たちの善い行いが未来の自然を守ることをモットーに、未来を見据えた上で、今の生活に必要となる選択と教育活動を広めたいという想いで、特定非営利活動法人私善を設立を考えました。

理事長　麻澤直希
元々は、トラックドライバー。職柄、たくさんの流通の裏方を見てきた経験をもとに、全国の野菜の産直流通会社を設立し、飲食店の運営も含め、会社経営20年近く関わる。その間に、野菜の安全性に疑問を持ち、企業の在り方、社会循環に関して勉強し、現在は、ＣＳＶ・ＣＳＲコンサルと農業という二足のわらじで展開する中、このＮＰＯ法人私善を設立し、共創社会づくりを始める。

耕作放棄地の活用
女性（主婦）の社会進出機会、マルシェ開催
子育て世代のしゃべり場
地域イベント参画
企業コラボによる産業・雇用創出

　生活のための仕事が、仕事中心の社会に変わり、日本の高度経済成長へと繋がりました。しかしながら発展とは裏腹に、色々な課題が昨今、積み重なってきました。食の安全性、環境破壊、貧困、少子高齢化、第一次産業衰退と、今後の未来のことを考えると、今こそ転換期として重要な時代であり、課題解決に向け取り組んでいかなければならない。課題解決していく中で、目の前に起きている課題解決と同時に、抜本的根本的な改善と仕組みが同時に必要とされています。
　啓蒙活動だけでなく、実際に第一次産業という現場に入りながらの改革をしなければ、何も変わらない。農業についても、生産して売れれば良いというだけでなく、農産物の生産・流通・消費の全体のバランスを考えていかなければならない。そうなるために、生産者と消費者の双方が、農産物に対しての理解を深めてもらう必要がある。毎日、口にする農産物、生きていくための食について、あまりにも無関心さが、あらゆることに亀裂をつくっている社会がある。ただし、今の社会では、無関心にならざるを得ない現代の忙しさがある。
　仕事に対する取り組み方、働き方を改善すること。人としての生き方を変える必要性が問われているように感じています。
　そうした中で、当団体は、その根底部分に切り込んでいきます。仕事中心の社会から、生活中心の社会へ。生活する中での仕事や遊び。そして、豊かさとは何なのかを考えられる社会に。

無