□設立以来の主な活動実績：
平成１５年１０月３日の法人設立後、建物・設備の整備を実施し、平成１６年度より「知的障害者通所授産施設 ゆめこうば」として運営を開始。授産事業として、手作りパン／冷凍うどんの製造・販売、喫茶室での販売・接客業務、プリンタトナーの粉詰替え作業、マスキング・テープのサンプル帳作製、ポテトスナック菓子の製造、自動車用ゴム部品のバリ取り、菓子の箱詰め、老人保健施設の清掃作業、園芸ポットのトレイ入れ作業等を実施している。
平成２３年度に障害者自立支援法の規定する「就労継続支援Ｂ型」事業所（名称は「ゆめこうば」）へ移行した後も、主として知的障害者を対象に、継続して障害福祉サービス事業を運営している。

□設立の経緯：
医療法人渡辺医院の理事長であり医師の渡辺清一郎が、近隣小学校の校医を担う中で、近年、知的障害児が増えてきていること、また、地域においては障害者施設が一つしかなく、細々と運営している状況で、地域からの要望を受け、新たな障害者施設を開設する目的で社会福祉法人の設立を決意。地域住民とともに設立準備委員会を立ち上げ、発起人代表となって手続きを進め、平成１５年９月２６日付で岡山県知事より認可が下り、平成１５年１０月３日付で法人登記完了となる。渡辺清一郎は法人理事長に就任した。

□代表者の略歴：
・昭和５２年３月　岐阜大学医学部卒
・昭和５２年４月　岡山大学医学部第二内科
・昭和５２年１２月　十全病院内科
・昭和５５年９月　総合病院玉野市立玉野市民病院内科
・昭和６３年１０月　渡辺医院開業
・平成３年１月　医療法人渡辺医院設立　理事長就任　現在に至る

　障害福祉サービス事業として、主に知的障害者を対象に「就労継続支援Ｂ型」事業所を運営している。利用者が基本的人権を有する社会の一員として、家庭、事業所、事業所外での就労場所などあらゆる場において、主体的な社会経済活動への参加や自立した生活を営むことができるよう支援するとともに、一般企業や「就労継続支援Ａ型」事業所への就労に向け、継続的に支援している。
　就労支援事業（授産作業）としては、手作りパン／冷凍うどんの製造・販売、喫茶室での販売・接客業務、プリンタトナーの粉詰替え作業、マスキング・テープのサンプル帳作製、ポテトスナック菓子の製造、自動車用ゴム部品のバリ取り、菓子の箱詰め、老人保健施設の清掃作業、園芸ポットのトレイ入れ作業等を実施している。

　現在は、日中活動の場として、「就労継続支援Ｂ型」事業所のみを運営しているが、その利用者のほとんどは自分の親と同居している。その親御さんからは、自分たちが高齢となり体が不自由となった時や死亡した後の子供の世話をどうするか不安であるとの意見をよく聞く。
　今後の法人の活動として、このような状況となっても、利用者が安全に安心して暮らせる住まい（グループホーム・ケアホーム等）の整備を検討していく。更に、利用者自身が高齢となっても、安全に安心して暮らせる場所して特別養護老人ホーム等の整備も検討していく。

無

全国社会就労センター協議会

 

 

 

2003年9月26日

 

就労支援施設会計処理基準

　平成２９年９月２１日、岡山市監査指導課による法人指導監査にて、①評議員会の議案について特別の利害関係を有する評議員がいないことを法人において確認すること、②監事の選任に関する評議員会の議案について、監事の過半数の同意を得ること、③理事会の議案について特別の利害関係を有する理事がいないことを法人において確認すること、④固定資産の減価償却と対応する国庫補助金等特別積立金の取崩計算が同様のものとなっていないので修正すること、の指摘を受けたが、随時改善し、平成２９年１２月２０日付けにて同課へ報告している。

ゆめこうばパンフレット