平成元年、障害者のための施設として小山市間々田に地域の有志によりままだ作業所が開設された。借りていた土地の返却のため。平成１１年４月に現在の地に移り、社会福祉法人として再出発をした。常に地域の中の施設として地域とともに歩んできた。民生委員の会やボランティア会がこの施設を支援し、理事や評議員、監事の方のほとんどが民生委員等地域の福祉に関わりを持っている。利用者の仕事は下請け作業が中心である。就労にも力を入れており、この１５年間で施設より４０名弱の一般就労者を出している。現在の理事長は教職員として出発し、障害児教育にも携わった実績があり、福祉主事の任用資格も持っている。

障害福祉サービス事業（生活介護・就労継続支援B型）及びグループホーム事業（グループホーム桃ハウス）、日中一時支援事業、相談支援事業（相談支援事業所　すまいる）を行っている。基本理念は障害のある人が自らの尊厳を尊び、自主性と自立性を育み、地域の中で当たり前に生活・活動することのできる地域生活を目指している。日中の支援として利用者の方に仕事をする場とクラブ活動など趣味や楽しみを追求する場を設けている。利用者の方の歌声は、地域のいきいきふれあい活動や老人ホーム等でも聴くことができる。

平成２６年６月２３日に一桃舎は隣の土地に新築移転をした。今までの土地が小山市の都市計画道路にかかり、移転を余儀なくされたからである。市街化調整区域の中に土地を購入し、林野庁の補助をいただいた。林の中に建った施設からは木の香りが豊かに、漂い落ち着いた広い空間とゆったりとした時間が流れる施設として生まれ変わった。

実績なし

無

 

 

 

 

 

社会福祉法人会計基準