特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構
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団体ID |
1330797273
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
医薬品適正使用推進機構
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団体名ふりがな |
いやくひんてきせいしようすいしんきこう
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
医薬品の適正使用について、子供から大人までを対象とした初期教育指導をおこなうことにより、広く国民の健康増進に寄与することを目標としています。具体的にはくすりを安全に安心して服用してもらうためのおくすり実験教室の開催や、危険ドラッグや覚せい剤の乱用防止教育セミナーを開催しています。また、患者側へシフトした地域医療の実現を目指して、一般市民がわかる言葉で医療関係者が情報の提供を行う体制を作り出せるよう、薬剤師教育セミナーや研究会も企画・実施しています。
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代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
鍋島 俊隆
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代表者氏名ふりがな |
なべしま としたか
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代表者兼職 |
藤田医科大学 客員教授
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
468-0069
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都道府県 |
愛知県
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市区町村 |
名古屋市天白区
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市区町村ふりがな |
なごやしてんぱくく
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詳細住所 |
表山三丁目1509
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詳細住所ふりがな |
おもてやま
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お問い合わせ用メールアドレス |
info@j-do.org
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電話番号
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電話番号 |
052-834-5963
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~16時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
FAXにてご用件を頂戴すれば折り返し連絡します
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FAX番号 |
FAX番号 |
052-834-5936
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~19時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金
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備考 |
夜間不可
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
-
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都道府県 |
-
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市区町村 |
-
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市区町村ふりがな |
-
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詳細住所 |
-
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2006年1月31日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2006年2月13日
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活動地域 |
全国
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中心となる活動地域(県) |
愛知県
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最新決算総額 |
500万円~1,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
46名
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所轄官庁 |
愛知県
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所轄官庁局課名 |
名古屋市市民経済局市民活動推進センター
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、青少年、高齢者、福祉、保健・医療、科学技術の振興、学術研究(医学、歯学、薬学)
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設立以来の主な活動実績 |
現理事長の鍋島俊隆は、大学教員として在職中に新薬の開発に携わってきた。有効な医薬品であっても、使用方法を間違えると重篤な副作用を示す。また、アスピリンは1897年に開発されて以来、120年間にわたり、多くの人に使われてきた。その間に鎮痛薬としての作用以外に、血液を固まりにくくする作用も見つかり、今では脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ薬としても使われている。このように、くすりを安全に安心に使っていると、研究費がなく開発費をかけないでも新しい薬効の発見につながる。そこで、名古屋大学を定年(2007年)後もできる活動として「くすりの寿命を延ばす」ため、2005年に発起人となり、くすりを安全に、安心して、有効に使ってもらうことを目的として有志を募った。医薬品メーカーの開発事業担当者、調剤薬局の薬局長、大学病院薬剤部部長、看護部部長、薬学研究に携わる科学者、精神科医、法律の専門家などが集まり、2006年1月に内閣府の認証をうけて活動を開始した。
発足当初より、薬剤師教育セミナーや、認知症や薬物依存撲滅を目指した一般向け講演会を積極的に実施し、2年目以降は、切望していた児童・生徒向けのおくすり教室も活動に加えた。このおくすり教室は、普段は触る機会のない実薬を用いた実験による体験学習であり、参加者の評価が非常に高く、リピートの希望や、学校行事としてイベント化していただいているところもある。現在までに東京都、千葉県、愛知県、岐阜県、長野県、京都府、熊本県、沖縄県などの小中高大学で開催している。また、実験補助として日本国内の大学薬学部に所属する学生に運営側メンバーとして参加してもらうことで、学生のボランティア精神やリーダーシップの育成、およびコミュニケーションスキルの向上など、将来の薬剤師への教育も兼ねている。 |
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団体の目的
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われわれ特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構は、医薬品の適正使用について指導育成及び普及する活動を行い、広く国民の生命、健康の保持増進に大きく貢献する組織を目指す。薬は、使用上の安全性・有効性のバランスの上で成立しているため、万全の注意を払っても、過去に多くの副作用による健康被害の発生を完璧に防止できないでいる。こうした背景を克服するため指導・育成及び普及する活動等通し、健康の保持増進、安全性・有効性を立証する調査・研究を推進し、医薬品適正使用を図り、国民の安心・安全を守る役割を担うことを柱とする。具体的には、人類の共通の財産である医薬品の供給について貧富・人種等の差別が障害にならないシステムを構築し、医薬品についての知識教育・使用(取り扱い)、普及技術の支援を含めた国内外の医薬情報の収集、国際的な医薬品不足地域への国際支援活動及び教育指導活動等を育成する。また、医薬品適正使用促進に係わる支援技術及び治験、調査、研究、普及並びに品質管理安全等への啓蒙啓発、提言、調整などの諸活動に関する事業を行い、安全・安心医薬品適正使用ネットワークシステムの構築と広く社会公益の増進に寄与することを目的とする。
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団体の活動・業務
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◎日本各地での学童向けおくすり教室や高齢者向けセミナーを開催し、教育指導を行った。
①児童向けおくすり教室 ・実施校 愛知県 名古屋市立平和が丘小学校、名古屋市立八事小学校、表山小学校 一宮市立葉栗小学校、貴船小学校、起保育園 他 東京都 都立東砂小学校、砂島小学校 富山県 富山大学附属小学校、京都市立大住小学校、他 沖縄県 2小学校、熊本県 1小学校 ・参加大学や共同機関 名城大学薬学部、金城学院大学薬学部、愛知学院大学薬学部、千葉大学薬学部、同志社女子大学 富山大学薬学部、熊本大学薬学部、熊本科学大学薬学部、同志社大学、岐阜薬科大学、一宮市薬剤 師会、多治見市学校薬剤師会、株式会社スギ薬局 ・実施しているプログラムについて *講義や実験の構成は時間制限などで変更することがある。 1. プレテスト(児童の基礎知識を確認)(10分) 2. 導入講義(どのような剤形があるか、なぜコップ1杯の水で飲むのか、など)(30分) 3. くすり実験(カプセルの意義(ビタミンCを直接なめたのちにカプセルに詰める);口腔内崩壊錠と錠剤の溶解の様子を観察;鉄剤とお茶との飲み合わせによる成分変化を確認その他(30分) 4. 危険ドラッグ、依存性薬物(タバコと酒)に関する講義(25分) 5. ポストテスト(プレテストと同じ問題を再回答してもらい知識が向上したか、確認)(8分) 6. くすり教室の効果についてプレ・ポストテストの比較より評価し、その結果を各小学校に通知 ②高齢者向けセミナー、おくすり教室 実施内容 1)「知っていますか、おくすりのこと!(サプリメント)」などのタイトルで高齢者むけ講座を開講 2)おくすり実験教室を、高齢者向けに内容換えして、実施。 ◎薬学生教育 ◎薬剤師向け実務セミナーや、勉強会、研究会の企画、開催 ◎論文発表やおくすり情報の提供 |
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現在特に力を入れていること |
医薬品は正しく適正に使用されることにより、その効果を十分に、目的通り発揮するように作られているが、服用に当たっての基本知識を正式に学ぶ機会がほとんどない。この知識の欠如がくすりの軽率な服用による事故や、引いては危険ドラッグなどへの興味本位なアプローチ、高齢者の不適切な重複・多剤投与などの原因になっていると推察される。
当法人のおくすり教室は、実験を通じてくすりの基本的な知識を子供たちに伝えることで、薬を身近に感じ、正しい効果的な服用法や、危険ドラッグ(危険ハーブ)や薬物乱用はなぜ恐ろしいのか、最新のサイエンスを保健の授業のように分かりやすい表現で解説することで児童・生徒・学生の意識向上を願っている。近年はその対象を高齢者に広げ、残薬や重複処方の改善、多剤投薬の危険性などを説いて、医療費や副作用の抑制につなげることを目指している。 今後は学校薬剤師会や、地域の薬剤師会、地域薬局、行政と連携して、連携する団体が自発的に教育セミナーや体験型おくすり教室を実施できるようにしたい。このことにより、地元地域に根差した健康づくり活動を推進し、心身の健やかな人を増やしたい |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
①文部科学省学習指導要綱には、医薬品の適切な指導について、何年生(何学年)に○○コマ、という数字がでているため授業数は満たしているはずだが実際はどうか、内容に問題があるのではないか。
②2016年の診療報酬改定により、重複投薬・相互作用防止業務への点数加算などで薬剤師側からのフォローを強化しようとしているが、治療薬の処方・投薬には、患者本人の意見が最も取り入れられているという事実があるのではないか。その推察に基づけば正しい知識を持ち、くすりを飲む立場の人の意識に変化が生まれることで、全体的に医療費の抑制につながるのではないか。 ③当法人との協同をきっかけとして、連携する団体が自発的に教育セミナーや体験型おくすり教室を実施できるようにしたい。このことにより、地元地域に根差した健康づくり活動を推進し、心身の健やかな人を増やしたい。 具体的には、学校薬剤師、地域薬剤師会などの一般向けおくすり教室の開催状況をしり、そのニーズと取り組み方を調査したい。ニーズに応えられる教育行事を、それぞれの団体が自力で開催、定例化することができないかを共に考察し、地域医療の向上、医療費の抑制に向けて実現したい。 |
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定期刊行物 |
医薬品情報紙『やくほう紙』(ライフメディコム社) 年4~6回刊行
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
2010年~2014年にかけて、企業へ医薬品適正使用についてのアドバイスを実施し、活動を支援する寄附をうけた。(株)スギ薬局 など 複数社
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他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
薬学生教育を目的として薬学生におくすり教室のアシスタント業務を担当してもらい、体験実習の機会としている。下記の大学が参加している。
・名城大学 ・金城学院大学 ・岐阜薬科大学・愛知学院大学 ・富山大学 ・同志社女子大学・千葉大学・山口東京理科大学 小学校向けおくすり教室を、一宮市薬剤師会、多治見市学校薬剤師会、株式会社スギ薬局などと協同して開催した。 高齢者向けおくすり教室を、一宮市薬剤師会、山口県周南市薬剤師会、徳山薬剤師会、大田区保健所、調布市社会保険協議会、名古屋市港区生涯学習センター、名古屋市中川区生涯学習センター、などと共同で開催した。 |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
①一般財団法人杉浦記念財団との地域医療薬局学講座セミナーの開催(薬剤師向け)
②(株)スギ薬局との薬剤師教育セミナーの開催(ネット配信にて展開中) |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
①おくすり教室を開催している学校は、愛知県を中心に日本全国の公立学校である。
2006年1件、2007年3件、2008年4件、2009年4件、2010年4件 2011年5件、2012年5件、2013年5件、2014年6件、2015年9件、 2016年7件、2017年2件、2018年(2017年は2月までの予定数) 学校薬剤師、養護経論と連絡を取り合って開催しているが、2016年は多治見市学校薬剤師会より委託をうけて実施した。 ②高齢者むけ講習会、おくすり教室 2015年から、2016年にかけて、大田区保健所、調布市社会保険協議会、名古屋市港区生涯学習センター、名古屋市中川区生涯学習センター、などの委託をうけて実施した、 ③2017年千葉大学薬学部が実施している文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」実践社会薬学の確立と発展に資する薬剤師養成プログラムに連携機関として参画している。 |
最新決算総額 |
500万円~1,000万円未満
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会計年度開始月 |
4月
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | 2023年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
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寄付金 |
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民間助成金 |
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公的補助金 |
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自主事業収入 |
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委託事業収入 |
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その他収入 |
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当期収入合計 |
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前期繰越金 |
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<支出の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | 2023年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
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内人件費 |
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次期繰越金 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
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固定資産 |
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資産の部合計 |
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<負債の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
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固定負債 |
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負債の部合計 |
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<正味財産の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
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当期正味財産増減額 |
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当期正味財産合計 |
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収支報告
<収入の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | 2023年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
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受取寄附金 |
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受取民間助成金 |
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受取公的補助金 |
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自主事業収入 |
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
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経常収益計 |
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<支出の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | 2023年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
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次期繰越正味財産額 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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<負債及び正味財産の部> | 2021年度(前々年度)決算 | 2022年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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正味財産合計 |
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
理事会によって議事を審議し、総会によって決議決定する。
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会員種別/会費/数 |
個人正会員 /5,000円/ 39名
個人賛助会員 / 2,000円/ 1名 団体正会員 /50,000円/ 3団体 団体賛助会員 /30,000円/ 0団体 2020年3月 |
加盟団体 |
㈱スギ薬局、スズケン、エポカマーケティング
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
0名
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0名
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非常勤 |
0名
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0名
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無給 | 常勤 |
1名
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1名
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非常勤 |
17名
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5名
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常勤職員数 |
2名
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役員数・職員数合計 |
46名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
30名
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報告者氏名 |
鍋島 俊隆
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報告者役職 |
理事長
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法人番号(法人マイナンバー) |
2180005006543
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
NPO法人会計基準
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
実施済み
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監視・監督情報 |
2名の監事をおき、毎年1度、必ず監査を受ける。
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定款・会則 |
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最新役員名簿 |
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パンフレット |
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入会申込書 |
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退会申込書 |
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会員情報変更届 |
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研究費・助成金申請書 |
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その他事業に関する資料 |
決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2022年度(前年度)
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2021年度(前々年度)
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2020年度(前々々年度)
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2019年度
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2018年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2023年度(当年度)
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2022年度(前年度)
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2021年度(前々年度)
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2020年度(前々々年度)
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2019年度
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