Ⅰ；設立の経緯
　　【国蝶オオムラサキの保護増殖活動】
　　平成21年、上三川町中央公民館主催事業である「町づくり講座」から始まった活動は、その実践　の場を「磯川緑地公園」に移し、木道の清掃やせせらぎ広場での環境保全・水上音楽祭などを、
　多勢の町内外の皆さんにご協力を戴いて続けてきました。　
　　この活動の中で出会ったのが「オオムラサキ」です。そしてこの磯川が栃木県内でも有数の生息　地であることが解り、貴重な自然を次世代に引き継ぐべく、その棲息環境の保全やオオムラサキの
　保存活動（宇都宮大学・県立博物館の先生にご指導を受けて）を行っています。24年度までは、
　7月の観察会、2月の幼虫調査会を実施して参りました。
　　25年度は、6月から8月に町の施設であります『いきいきプラザ』中庭にパイプハウスを新設し　て「オオムラサキの放飼展示」を開催、更に5月には、日産自動車栃木工場の敷地内にオオムラサ　キの食餌である「エノキ」の苗木を５０本植樹していただき、そしてまた、展示会終了後のパイプ　ハウス（５M＊４M＊３M）を移築させて戴くことも出来ました。
　この活動を更に発展させるために１０月には、特定非営利活動法人の認証を取得致しました。
　　今後は、磯川に隣接した場所に『オオムラサキ保護センター（仮称）』を創設するための
　会員拡大・寄付基金募集活動をスタート致します。
Ⅱ；設立以来の活動　：オオムラサキの生態研究
　　平成２６年２月２日（日）幼虫調査会　町内の小中学生を対象に越冬中の幼虫を捕獲し、パイプ　ハウスで飼育（幼虫→蛹→成虫→産卵）をはじめる。
Ⅲ；代表者の略歴・プロフィール
　　氏名　村越　正典（年齢７０才）　定年までは日産自動車に勤務　海外・本社・栃木工場の品質　保証業務を担当し、豊富な経験と人脈を得ることが出来た。副業としては、蕎楽しらさぎの代表と　して、自家栽培・自家製粉の手打ちそばを提供している。
　　家族構成：７人（孫娘３人）　野菜は家庭菜園で自給自足
　　趣味：パークゴルフ（４／週）ラージ卓球（１／週）ジム（４／週）　健康状態：良好
　　　　　体力年齢：５８才　バランス年齢：５３才　過去には、国内外の旅行（約２０国）
　　ＮＰＯ：ホームページを構築しＦＢ・Ｔwitterを活用しながら情報の発信・受信を進める　　　　

特定非営利活動に係わる事業
　①磯川緑地公園の環境保全及び木道の清掃事業
　②オオムラサキの保護啓発及び増殖事業
　③水上音楽祭事業
　④スタンプラリー事業
　⑤上三川町文化祭で３写真などの啓発事業
　⑥環境教育事業
　⑦磯川緑地公園内の生物生態系調査事業　
　を町の教育委員会・観光協会等の後援を受けながら年間事業計画に沿って進めている。

特定非営利活動法人磯川にやすらぎの郷をつくる会は、日産自動車〔株）栃木工場の社会貢献事業の一環として数々の支援を戴いております。また町行政と市民との協働を考慮しながら活動を進めていきたい。会員については、日産のＯＢに積極的に働きかけ、資金確保については町内の企業･商店にご賛同戴けるように趣意書なども作成中です。

日産自動車株式会社
白石環境株式会社

無