ル・スリール・ジャポンは、解決すべき問題を多く抱えながらも、地理的、言語的要因などから支援が届きにくい西アフリカの内陸仏語国で、学びの場の環境向上、構築を通して、皆が笑顔で暮らせるように、との想いから設立されました。
　そして、治安状況などの要因から、最初の活動国としてブルキナファソを選択しました。「ル・スリール」とは仏語で「笑顔」を意味します。

　法人の代表は、これまで青年海外協力隊としてのガーナでの活動をはじめ、同国での調査、ケニアでのNGO活動、国際協力機構のプロジェクトに従事するなど、6年近くを駐在する形でアフリカに関わっています。
　立ち上げ後、2度渡航し、4ヵ月ほどブルキナファソに滞在し、現地行政との関係づくり、小規模な教材配布、学校施設の修繕、乳幼児院への物品支援を行っています。

①　学びの場の環境向上に関わる教材、備品など調達支援事業
　ブルキナファソ南西州ポニ県の小学校での学習教材配布（2015年～）

②　学びの場における教授方法の質向上事業
　ブルキナファソ南西州ポニ県の小学校の教員のよい実践を他の学校へ共有するためのパンフレット配布（2016年～）

③　学びの場の環境向上、構築に関わる施設の修繕、建設事業
　ブルキナファソ南西州ポニ県の藁葺の小学校において、劣化の著しい黒板の修繕活動（2016年～）

④　識字、基礎的計算能力などを高めるためのノンフォーマル教育事業
　未定

⑤　学びの場の環境及び周辺地域における保健衛生事業
　ブルキナファソ南西州ブグリバ県の乳幼児院へ哺乳瓶、タオルケット、衣類などの物的支援活動（2015年～）

⑥　日本文化交流事業
　未定

⑦　その他この法人の目的を達成するために必要な事業
　国際理解、またブルキナファソを紹介するために、インターネットを利用し、日本の高校生からブルキナファソ国民教育識字省州局の職員へのインタビューの開催（2016年～）

(2)　その他の事業
　①　物品販売事業
　　未定

　②　イベントの実施事業
　　日本国内で国際理解、異文化体験イベント（2016年～）

　まずは、これからの3年間で活動内容の深化、運営基盤構築、これらを前提に、以下の活動を計画しています。

・教材配布による、学習教材の重要性を、学校運営委員会をはじめとした地域にも感じてもらい、教材の破損、不足の際に、地域からの寄与で必要数が維持できるようにする
・教員のよい実践を、他地域に共有することで、直接の交流の機会を望む空気を作りだし、教員が集まり技術を高め、新しい知識を学ぶことができる場を構築する
・現地行政の教室建設のための資金調達を支援し、藁葺教室を減らす
・教室建設の現場を視察する過程で、現地業者と住民が寄与する形での教室建設を具体化させる
・留年、退学する児童が多いという背景から、学校を去った子どもたちに対して学ぶ機会提供の実行可能性調査を行う
・物的支援でない、乳幼児院支援の方向性を検討する

2016年6月12日にJICA中部なごや地球ひろばにおいて、地元企業と共同し、国際理解イベントを開催しました。

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名古屋NGOセンター

 

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