この組織の前身は、昭和40年代に八戸地域で初めて設立された共同作業所である。その当時は内職者手芸を中心に行い作業工賃も満足に支払うことができない状態だったが、地域で暮らす精神障害者の方が集まって日中活動ができる数少ない居場所だった。2004年に家族会が中心となり特定非営利活動法人としての法人格を取得。2008年、共同作業所から就労移行支援事業所に機能変更し、それから現在の作業内容を継続して行っている。2010年には就労移行支援4名、就労継続支援B型14名の多機能型に機能変更。2012年に配食サービス事業「なごみ」を立ち上げ、配食サービス事業を開始。
関連法人である（医）青仁会を中心として、商品の販売を行っている。現在は、4か所にパン・菓子と卸しており、地域の祭りやはちのへホコテン等様々なイベントにも参加している。

代表者略歴
江刺家　幸枝（1966年10月9日生）
青森県立八戸北高等学校卒業後、国立仙台病院附属看護助産学校看護婦科に入学、1988年卒業し帰八。医療法人謙昌会美保野病院に就職。1994年育児の為退職。1995年、医療法人青仁会青南病院に就職。2001年に同院看護部長に就任。2006年看護部長兼副院長に就任。同年11月うつ状態悪化の為3か月休職。2007年からは役職を離れる。同年12月よりうみねこ幸房に出向。2008年4月からうみねこ幸房管理者件サービス管理責任者となる。2010年8月理事長就任。2014年4月（医）青仁会を退社し現法人に移籍。
2000年より、家族看護を学び、家族をシステムでとらえる視点、ジェノグラムおよびエコマップの活用を中心にスタッフの支援技術の向上を図っている。現在日本家族看護学会会員。　

うみねこ幸房
パン・菓子・ランチの製造販売、委託業務（農作業・ちらしポスティング）、洗濯代行、喫茶店、清掃作業、といった作業を通じて、障害者様の就労支援技術の向上や日常生活リズムの安定を図り、可能な限り一般就労をめざす。また一般就労が難しい障害者の方には、できる作業を行ってもらい、それを毎月の賃金として受け取る喜びを感じていただく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
なごみ　
栄養バランスがとれた食事を、適切な状態で召し上がっていただき、施設という閉ざされた空間の中でも、できる限り多くの楽しみを味わっていただきたい。単に栄養を取るだけの目的ではなく、生活の中の大きな楽しみの一つとしての役割を果たすことが目的である。毎月1回郷土料理の日を設け、楽しみの幅を広げている。

2004年4月　特定非営利活動法人　地域生活自立支援ｾﾝﾀｰ　メンタル・ケア・サポートとして設立

2016年9月1日　NPO法人　ハート・ライフに法人名を改称

2016年、青森県の工賃向上計画事業の一環で、経済アドバイザーによる経営評価および指導を受けている。

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