福祉

近年は障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援する制度もあり、特別支援学校においてはどんなに障害が重くても、医療的ケアが必要でも、教育を受ける体制が整ってきております。しかし、長期休暇中や卒業後の生活においては看護師配置不足や障害程度によりニーズに対しての供給が満たされていない現状があります。NPO法人 Lino代表は娘の病気を機に、看護師免許を取得し現在も公立病院に勤務しております。代表含む重症児の母達が集まり、こういった現状を解決すべく、たとえ重度の障害があったとしても、日々の生活の中にある小さな幸せを感じる事が出来たり、生涯を通じて教育、文化、スポーツなどの様々な機会に親しむ事が出来るよう命や健康を守る医療スタッフ、生活を支援する福祉スタッフ、発達を支える教育スタッフが一丸となり、重症心身障害児・者が住み慣れた地域でいつまでも安心、安定した生活をおくる事が出来るよう、主たる対象を重症心身障害児・者とする事業所立ち上げを決意致しました。
平成30年7月2日法人設立後は、全国重症児デイネットワーク研修会への参加、すでに開所されている事業所の見学、NPO地域ケアサポート研究所理事の下川和洋先生を講師にお招きしてのスイッチやおもちゃ改造の勉強会の開催等を行ってきました。
現在は重症心身障害児・者を対象とした通所事業所の開設を進めながら、当該障害児・者及び家族を包括的に支援するための旅行支援や他団体との連携・協同による一般参加型のイベント企画を進めております。

(1)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業
(2)児童福祉法に基づく障害児通所支援事業
(3)その他目的を達成するために必要な事業

地域福祉の増進を図る為、今後も継続して重症心身障害児・者及びそのご家族を対象とした勉強会やイベント企画・運営を実施しながら、学校卒業後も継続して成長・発達を促し学びの場を提供できるよう、放課後デイと合わせた通所カレッジの意味を持たせた生活介護事業所の開設を目指す。

松竹映画会社及びAEON　CINEMAの協力によりAEON　CINEMAむさし村山にて『こんな夜更けにバナナかよ～愛しき実話』貸し切り映画鑑賞会実施

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