「朝日キャンプ」は、約50年間の歴史があります。朝日新聞厚生文化事業団が主催し、知的障がい児・者等の社会的支援が必要な方々を対象に、キャンプなどの野外レクリエーション活動を、千葉県鋸南町や群馬県片品村等で行われてきました。2003年をもって朝日新聞厚生文化事業団の主催終了を受けて、今後のキャンプを担う組織として、2004年4月、特定非営利活動法人朝日キャンプ（以下、NPO法人朝日キャンプ）を立ち上がりました。
　NPO法人設立より約10年が経過しました。毎年、主に知的障がいのある方を対象に、自然体験活動（宿泊キャンプ）、レクリエーション活動（日帰りハイキングなど）を開催しています。毎年80名～100名の方が参加してくれています。プログラムの企画・運営。実施のほとんどを、学生ボランティアスタッフ（キャンプリーダー）が主体的に行っています。それにより多くの学生が、マネジメント、リーダシップ、コミュニケーションスキルを学び、成長して、社会へと巣立っていきます。

主な活動は、夏休み中の宿泊キャンプです。3泊程度のキャンプを3回開催します。その他、春、秋と日帰りや１泊のレクリエーションキャンプを開催しています。企画運営は大学生ボランティアが中心となり行います。年間を通じ「障がい者への理解を深める」「安全な野外活動を行う知識・技術」「緊急時対応・救急法」等を学び、また必ずキャンプ場にて事前宿泊研修を行っています。
　障がいを持つ方をキャンプに安全に連れて行き、楽しんでもらうためには年間を通じての研修・取り組みが必要となります。障がい者の方へ質の高いキャンプを提供することが目的ですが、同時にこの活動を通じ多くの学生が学び成長していくことも重要な事と考えています。
　社会人から構成される事務局は、学生が安全にキャンプを運営できるよう全業務のオペレーションを行っています。

新宿区四谷コミュニケ―ひろば「四谷ひろば」菜園緑化事業へ協力

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