当法人「特定非営利活動法人フレンズハウス」の法人格を取得する前は、障がい児・者の方々へのボランティアを主に活動していました。障がいを持った子供たち、その保護者の方々と活動している中、障がい児・者の方々の居場所を作りたいと日々思っておりました。平成１９年１０月より障害がい者自立支援法が施行されることを聞き、当ボランティアサークルを法人化することで、障がい児・者の方々の居場所作りを現実化する準備をしてまいりました。保護者の大きなバックアップもあり、平成１８年１月２４日にやっと法人格を取得し、現在の「特定非営利活動法人フレンズハウス」を立ち上げ、障がい児・者の方々の介護事業を県へ申請、指定事業として受理され現在に至っております。大きな行事として、ボランティアサークルとして法人となる前から、障がい児・者の方々と共に遠足、運動会、海水浴、お祭り見学、クリスマスパーティなどを催しています。法人となってからはその社会性、信用性を用い、県内の障がい者就労作業所、障がい者介護事業所など１０余の団体に呼び掛け、更に活動を広げようと事業を継続しているところであります。

障害がい者自立支援法の下で平成１９年１０月１日より指定生活介護事業、日中一時支援事業を開始し、現在平成２３年４月１日より就労継続支援事業を実施しております。保護者の要望を反映させて設立された当法人は月〜金・土日・祝日と業務しており、いつでも利用者・保護者のニーズに合わせて受け入れています。日常の介護は勿論のこと、主に当事業所は、出来るだけ利用者に多くの社会体験をしてもらいたい事、地域との触れ合いを大切にしながら、１週間の中でも図書館利用、プール、体験学習、ドッグセラピー（県立中部農林高校の授業へ参加）、利用者のグループ活動（老人ホームの洗濯たたみボランティア）、手作り作業を好む利用者は人形作り、小物作りへの参加を行なっています。去る４月からは就労継続支援の事業も増え、もやしの髭取り、販売（現在注文が多く、販売ルートをこなせない程、地域の皆さんに受け入れてもらってます。各事業所との連携をとりながら色々な行事にお互いに参加し交流を図っています。外出の機会は増えましたが、車椅子の利用者の移動には、とても困っています。一台の車に車椅子の利用者が数名乗って移動出来ると業務もとてもスムーズになり、利用者のニーズに応えていけると思います。

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