私たちの四日市市下野地区は、超高齢地区で、とりわけ地区内二つの団地は高齢化率40％及び30％強である。高齢者は、一般的に社会的弱者という側面は否めないが、元気な高齢者は、豊富なキャリアと旺盛なエネルギーを持ち、また、ボランティア精神豊かな人々も多く、地区にとって「人財」であり「資源」でもある。
　設立以来、高齢者・障がい者の日常生活支援活動「暮らしのお手伝い」、高齢者の交流促進と孤立化防止事業「下野活き域！ 集まろまいか」を立ち上げ、活動を続けている。
　平成29年度から、四日市市介護予防・日常生活支援総合事業における、四日市市住民主体型サービス事業実施団体として指定を受け、通所型事業「すこやかサロン」訪問型事業「暮らしのお手伝い」を運用している。　

　高齢者及び障がい者の支援と生きがいづくり活動として、日常生活支援事業「暮らしのお手伝い」を実施し、平成29年度延1041件の利用があった。
　介護予防事業「すこやかサロン」は、平成29年度94回開催し、延2160名の参加があった。
　また、高齢者の交流促進と孤立化防止事業「下野活き域！ 集まろまいか」は、平成２9年度開催回数30回で、延2027人余が集まり、交流を深めた。
　環境問題に取り組む地区の団体と協働して、里山保全と竹炭焼成を行い、また通学路の草刈り、
地区内の清掃にも積極的に取り組んでいる。
　地区内の農業振興と高齢者の生きがいづくりのため、菊芋の栽培を行い、地区の特産品を目指している。

　今後、行政が取り組りくんでいる、「地域包括ケアシステム」との連携を視野に入れ、高齢者や障がい者の在宅生活支援活動を一層充実するとともに、「地区まちづくり構想策定委員会」に参画し、高齢社会のまちづくりと生きがいづくりに取り組む。

四日市市社会福祉協議会と協働して、平成28年4月から地域福祉向上のための拠点「下野活き域ステーション」を開設し、特に高齢者福祉向上のための活動を行っている。（四日市市社会福祉協議会は、当法人の会員であり、同協議会の地域福祉課長が当法人の理事に就任している）

無

四日市NPO協会、下野地区社会福祉協議会

2名

 

 

9190005009877

 

 

行政等の監視・監督を受けたことはない。
当法人の監事2名による業務執行及び会計に関する監査は適正に行われ、すべて適正である旨の報告を得ている。