代表の庄野真代（歌手）が、2001年に施設などへコンサートをデリバリーする音楽ボランティア団体「TSUBASA」を作り活動を開始する。2005年に平和市民イベント「セプテンバーコンサート」の日本主催者となったのを機に、2006年に団体をＮＰＯ法人とし、世界の子どもたちに楽器を贈るプロジェクト「海を渡る風」を加えて、音楽を通した社会貢献や国際支援をおこなっている。
・TSUBASA：老人福祉施設・障がい者施設・児童養護施設・学校などへの訪問音楽会の実施。昨年からは被災地復興支援コンサートも数々手がけている。
・セプテンバーコンサート：平和への想いを音楽にのせて発信する全国イベント。8回目となる今年は、全国51会場で約350組が出演参加した。
・海を渡る風：これまでに世界の子ども達に寄贈した楽器は4000個以上。国内で不要になった楽器を寄付していただき、ボランティアさんがメンテナンスをして海外に送っている。また、東日本大震災後、地震や津波で楽器を失くした学校や個人宅にもたくさんの楽器を届けている。このボランティア活動「楽器磨き隊」は昨年のMake a CHANGE Day 大賞を受賞した。

1.音楽を通して心をつなぐ事業「TSUBASA」
　訪問コンサート、協働コンサート、チャリティコンサート、文化交流コンサート、
　演奏家派遣および機材のレンタル事業、演奏家の育成に関する事業
2.音楽を通して世界の平和を実現するイベント事業「セプテンバーコンサート」
　参加型市民コンサートの運営、その事業に関する音楽・映像作品の制作に関する事業
3.世界の子どもたちに楽器をおくる事業「海を渡る風」
　国内で不要になった楽器などを回収して送る事業、楽器のメンテナンス事業、
　演奏家や技術者の派遣事業
4.その他の事業「コムカフェ音倉」
　物品販売および情報発信の基地となる店舗の経営
　セミナー、ギャラリー、ライブハウスとしてもメッセージ発信をサポートしている。

2011年3月の東日本大震災発生直後から、所有するステージトラックを緊急支援物資輸送者として走らせ、4月末から6月初めまでこのトラックで復興支援キャラバン「ふれ愛コンサート」で被災地を含む全国を回る。避難所や仮設住宅などの訪問も定期的に行うほか、プロのアーティストによる支援プロジェクト「シェアリング」を立ち上げ定期的に演奏会を開くなど、音楽での被災地支援は現在も続けている。

特になし

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