本法人は１９８６年に発足したボランティアの拠点、任意団体･長崎県ボランティア協会が前身です。住みなれた町、住みなれた家、心の通う友人たちなど、職場や生活の中で培ってきた財産を、そのまま生かし、より人間らしく生きることの支えになることを、今日まで大きなテーマとして活動を続けてきました。
任意団体での活動は佐世保市の要請を受けた宅老所の開設と運営、長崎市を中心とした老人介護支援事業としての介助職員の派遣業務、ＨＩＢや難病者の支援活動、ボランティアの育成などに力を注いできました。人と人との関わりから始めた「人形劇団ゆめ」は子供も一緒に人形劇活動を通じて、老若男女で地域を育てる場と機会をつくりました。「おもちゃ館ピーターパン」は、障害のある子供たちとその保護者と高齢者をはじめ、地域の人達との交流の場としての機会を提供し、「障害を持つ人との共生」を社会提起しました。福祉事業としての先駆的な取り組みとしては「宅老所の運営」や「ファミリーサポートネットワーク事業」等で、これらの活動の源は常に「いのちと暮らし」にありました。
現在は、デイサービス事業と保育園の経営をしています。

第２種社会福祉事業…老人デイサービス事業/保育所の経営

本法人はボランティアを活動の目的とするのみではなく、一市民として自立し、社会貢献や地域の活性化、多世代交流を推進しています。又、法人がかかわっていく人々のすべてが、いきがいと幸福感を創りだすことができるとの認識に立ち、運動性を高めながら、これからの豊かな地域社会創りへ参画します。

理事・評議員及び法人職員は心を一つにし、「命と暮らしを見つめ、心豊かな、ともに支えあう社会を目指して」と謳う法人の基本理念を真摯に受け止め、直接的な行動をおこしていきます。地域社会と共生し、「０歳から高齢者」までの「福祉と教育」に着実に貢献しながら、確実に成果を上げ、民間福祉政策の先駆者として、大きく前進していきます。

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社会福法人会計基準

平成25年４月　監事監査を行い「特になし」との報告書あり