一般社団法人プロジェクトSOOKAI

基礎情報

団体ID

1601330879

法人の種類

一般社団法人

団体名(法人名称)

プロジェクトSOOKAI

団体名ふりがな

ぷろじぇくとそおかい

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

 プロジェクトSOOKAIにある「SOOKAI」とは掃海を意味します。即ち掃海により爽快な海を取り戻そうという目的のもとに設立されました。具体的には、海洋汚染に関連して近年使われる事の多い言葉に「プラスティックスープ」がありますが、このプラスティック由来の廃棄物を収集して油化や炭化処理を行い浄化と共に資源回収再利用をも目論んでいます。
 ここにある油化炭化処理とは、我が団体の篠原理事により開発された技術で、正確には「高分子直接乾留式油化炭化装置」といわれる装置で、構造がシンプルなアナログタイプの装置で実績もあり、この小型タイプをREPOCと名付けました。REPOCとはReproduced Oil and Carbon from Waste Plastics を略称したものです。
 当初はREPOCを積載設置した船舶が母船となり、キャッチャーボート等を使い公海上に漂流する廃棄物類を根こそぎ収集し、母船のREPOCに投入処理する事を目指していました。
 REPOCで処理された廃棄物は、油(A重油に近い成分)や炭化物、金属類、その他に分類されて回収されます。油は船舶の燃料として活用、炭化物は品質が良ければ活性炭の原料にもなります。この技術は元々廃タイヤから油や活性炭を製造する事を目的に開発されたものです。この掃海事業に賛同する者が集まり協議し、事業としては大変にスケールが大きく、国際協力も必要であるために事業運用を目的とした団体を構築する必要が生じました。この事業は営利目的ではまずもって不可能でありボランティア精神が強く求められます。そこで一般社団法人として非営利事業団体設立のはこびとなりました。
 発起に際して幸いな事に素晴らしい人材が集まりました。海をこよなく愛するマリーナ経営者、海事代理士、国際弁護士、プラント設計者、ITの専門家、若き事業家、これに加えて芸術分野から音楽家、スタジオエンジニア、映画プロデューサー等多方面にまたがるメンバーが集まり、当事業の総合プロデューサーとしては、環境問題コンサルタントでありながら音楽家としても活動して来た筆者が務めます。
 この多彩な人材こそが当プロジェクトの特徴であり財産であり、現在は海外にも賛同者がおり、更に人材発掘を求めて展開しようとしています。しかしながら、ここまでは人材も揃って形は出来上がっていますが、肝心なものが欠けてます。もちろん資金をどうするかです。このプロジェクトには国内では多くの賛同を得ましたが、さて、資金的な話しを持ちかけると反応は極めて否定的です。
 一般社団法人を名乗るなら通常は何かしらの基金があるはずかもしれませんが、我が方は全くの資金ゼロからのスタートです。しかし計画を実現するには実際問題として多大な資金が必要です。しかも採算性は何処を見てもありません。しかし、この事業は我々が住む地球環境改善に多大な貢献を生み出すため、何時かは誰かが何処かでやらねばならない事業です。
 そこで少々乱暴ではあるが、次の様なモットーを掲げました。「毒をもって毒を制す」と。ここにある「毒」とは「人間の欲望」を意味します。即ち、毒の一つをプラスチク廃棄物とすると、これらは全て人間の欲望から生じたものです。ならば、公海上などどの国も手をつけたがらない廃棄物の処理はどうすればよいのか。しかも処理費用は膨大となるのです。そこで考えました。この費用は「毒」即ち人間の欲望から生み出せ、と。その手段としてはギャンブルのひとつである「カジノ」を考えました。でもこれを我が国内で行うのは法律上不可能です。
 しかしもしカジノが何処か外国で事業化できたなら、その利益でもってすればこのプロジェクトは十分遂行可能です。このストーリーは我が国でも十分当てはまります。我が国でも国や自治体が競馬や競輪というギャンブル的事業を行い、その少なからずの利益を有効利用して来ています。そして御日本財団におかれましても、競艇事業が遂行され福祉面で多大な貢献をされて来ているのは周知の事です。
 翻れば、終戦後の困窮時期に民間で行われた「たのもうしこう」なるシステムがありますし、自治体発効の宝くじのお世話にもなりました。そこで我々は弁護士でもあるカジノの本場ラスベガス市の市長に我が方の理事である国際弁護士を通して直接手紙を送り協力をお願いしたりしましたが、残念ながら願いはかないませんでした。
 設立後以上の様な動きをしながら同時に海外での動きに注目していましたが、この海洋汚染問題は結構注目度が高くアメリカやヨーロッパで汚染調査がさかんに行われているのがわかりました。しかし、何れも調査だけでわれわれの様に処理、それも資源回収を試みる例は全くありません。そして気がついたのです。海洋汚染の原因となる廃棄物は船舶からではなくほとんどが陸地部から流出した物だと。
 陸地部でも日本のような先進国では流出はありませんが、途上国においては処理は進んでおらず島嶼諸国や河川口をもつ国々地方では大問題化して来ています。この様な事情を知りJICAにアプローチを始めたところ島嶼国の一つツバル国を紹介されました。そして実情を知るためにツバルに行って来ました。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

西村 慶喜

代表者氏名ふりがな

にしむら よしのぶ

代表者兼職

音楽家(ラテン歌手、発声楽指導}。 環境問題(廃棄物処理)専門家

主たる事業所の所在地

郵便番号

662-0933

都道府県

兵庫県

市区町村

西宮市

市区町村ふりがな

にしのみやし

詳細住所

西波止町1-2 株式会社ウインドワード内

詳細住所ふりがな

にしはとちょう かぶしきがいしゃういんどわあどない

お問い合わせ用メールアドレス

sookai@pj-sookai.or.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0798-36-0736

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

事務員はいない。佐伯守康理事が事務局長として存在。090-3621-8421

FAX番号

FAX番号

0798-36-0736

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

10時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

FAX:0798-73-3293 も使用可

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2013年6月11日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2013年6月11日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

兵庫県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

8名

所轄官庁

環境省

所轄官庁局課名

廃棄物・リサイクル対策部企画課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

環境・エコロジー、国際交流

設立以来の主な活動実績

 2013年の設立以降は、理事中心に毎月一度のミーティングを行い種々の案を試行錯誤しながら検討して来ました。同時に大学との連携も模索し交渉もおこないました。しかしながら共同研究までは至たらず、またCSRの対象を求めて企業へのアプローチも試みたましたが、国境を越えた事業となると厳しい事と捉えられてしまうようです、しかし有用なアドバイスは得られました。特に中央官庁からの助成金などについて。
 2015年度のJICA主宰のコンサルタントとのマッチング会で紹介されたコンサルタントからツバル国からの研修員SOKOTIA氏(専門は通信分野)を紹介され、彼の帰国後こちらから送った環境面や観光事業を含めた未来のツバルについての提案書に関して賛同を受け意気投合したので以後ツバルを中心に事業展開をすることとしました。
 2015年11月にツバルに行き短時間ではあったが現地調査をして来ました。その再にREPOCに関する技術資料と図面の他映像資料をツバル政府の大臣をはじめとする当事者に提出しています。帰国後には見聞禄を纏めツバルに送付提出しました。
 その後、SOKOTIA氏を介してツバル政府に対しREPOCによる固形物処理と合併浄化槽方式での下水道処理に関してそれぞれに提案書(Proposal)を作成して送付しています。
 一方、我々のとるべき行動のための財政基盤がない中で関係省庁の助成を得る手段として、JICAによる「中小企業海外展開支援事業」に応募すべく動きましたが、諸条件に問題が生じたことからペンディングとしています。ただしツバル訪問に関してはJICAから多大な情報提供を受けました。
 現在はJICAにかわり環境省が主導する「平成29年度我が国循環産業海外展開事業化促進業務」への申請を行う事にしています。

団体の目的
(定款に記載された目的)

 この法人は、日本近海だけでなく世界中に広がる海洋汚染問題に対処するために設立された。各種汚染物質の除去及び処理を行うことにより、海洋の維持発展を目的とし、もって地球環境に寄与するものとする。
 この法人は、上記の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)海洋上のプラスティック漂流物についての調査、研究、情報収集
(2)前号に関連する調査研究を行っている大学、研究所その他団体等との情報交換や共同研   究
(3)海洋上のプラスティック漂流物の収集、運搬及び処理
(4)海洋を航行する船舶から排出される廃棄物の処理事業
(5)その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

 ツバルはこれまでにODAによる様々な支援を受けていたのにもかかわらず、廃棄物関連の施設は固形物の埋立以外皆無です。これはその他の島嶼諸国も同様で関心度が高まり独自に廃棄物関連の国際会議(PacWaste)も行われています。対象となるのは、プラスティック類、配電線、廃医療機器、廃タイヤ等々。
 これを知った時に、当初船舶積載による掃海事業だけを念頭にいれていたREPOCがこれら島嶼諸国の廃棄物処理に最適な装置である事がわかりました。そしてツバルにおいてREPOCによる処理映像を見てもらったところ是非との要望を受けました。
 そこで我々は海洋上での事業に先駆けてこちら島嶼諸島の廃棄物問題に取りかかるべきと考えました。現にこれらの諸国は一部火山はあるものの、大部分が珊瑚の環礁からなり国土は狭く、その中で埋立処理を行い場所の確保が深刻化していて時間的余裕がないのです。
 かかる実情を知る事で、我々の目標は当面ツバルをはじめとした途上諸国でREPOCを使うことで廃棄物処理による環境問題解決に貢献したいと思うに至りました。そこで資金的に余裕のないわれわれでも取りかかれるものとしてまずJICAへのアプローチを始めました。これは中小企業で海外進出を目指す企業をバックアップする企画です。しかし我々の一般社団法人は対象外等、種々条件面で合致出来ない面がありペンディングとして、現在は環境省の海外支援事業に申請する予定となっています。
 我々人類がその利便さを追求した結果生まれたプラスティック。使用量が増えるに従って捨てられる物も増えて来ます。先進国に於いては処理施設が充実していますが、途上国では誠に厄介な存在で埋立られるのはまだしも、ポイ捨てにより河川に入り、更には海洋へと流出しています。この一部が海洋を漂い集積してプラスティックス-プなる海洋汚染集団を形成してます。ではなぜプラスチック廃棄物が問題となるのか説明します。
 全ての生き物にとっての母なる海洋は生命を生み出すと共に指名を終えた生命やほとんどの廃棄物を包み込み新たな命を生み出す大切な場所です。しかしこの中で人間の生み出したプラスティックだけは海に馴染まずプラスティックのまま存在するのです。そして海を漂流中に太陽光に長く晒されると分子構造はそのままで破壊されて微細な粒子になって行きます。この微細な粒子を一部の魚類や海鳥や海獣などが餌と間違えて捕食します。特に成長前の子供達によって。この様な子供達や小魚を補食することで一種の食物連鎖が始まっているのです。体内に消化不可能なプラスティックが堆積して命を奪ったりしています。これは海の生命にとって大問題です。
 この様な環境汚染問題は島嶼諸国に限らず、財政面で脆弱な途上国は発生源の一つとして全て抱えている問題です。この様な地域では先進国のような焼却処分ではエネルギーの無駄な消費になります。REPOCの様に焼却で灰にしてしまうのではなく、乾留方式で処理すれば元の油への再生が出来、炭化物は活性炭の原料だけでなく生活燃料としても使えます。生活ゴミであれば、生ゴミは分別して堆肥化して残りを乾留処理すれば資源再生となるので途上国では最適です。また分別などの仕事や雇用が増える事での貢献も生まれて来ます。
 炭化物についは活性炭の原料となるため、それ自体を例えば濾過材で使えば水質の向上に役立ちます。またREPOCの廃熱を利用した小型の発電施設を併設する事もできます。
 先進国では大型のゴミ焼却炉ので集中処理が主流です。しかし途上国では小さい集落が多いのでREPOCが活躍する余地は十分あります。例えばREPOCを小型船舶や車両に積載して移動処理をすればよいのです。そしてなるべくマンパワーを利用する事で仕事量を増やす事にも繋がってゆきます。
 以上の観点から当面は、廃棄物による環境対策に腐心している途上国でのREPOCの普及を目指す事にしています。その財務面でのアドバイスも含めて。

現在特に力を入れていること

 以上が事業の現況及び概要となりますが、ここに問題が生じています。というのは、肝心のREPOCのデモンストレーションが出来ない事にあります。実機がないのです。実績はあり、それなりのデータや稼働映像はありますが。ですから現在最大の課題として是非共デモ用の実機を作りたいと力を入れています。
 その理由はREPOCが開発された時代は十数年前の事です。当時は石油高騰を受けて油化装置が持て囃されたのですが石油価格の低下安定と共に関心がうすれて需要は現在ではほとんどない状態です。また開発元の篠原理事が経営する(株)ファーストエンジニアリングは零細な環境装置専門のエンジニアリング会社ですが現在では試験機はもっていません。
 過去に納入した機器も稼働している物はないのが現状です。これは納入先においても予期した需要がなくなった為と思われます。ただデータや映像が残っているだけです。それを見れば技術的価値においては優れた性能があり、特に今回の事業においては大変適した物である事が分かるので再度活躍の場が期待されているのです。映像に関しては当団体のHPの中に納めてあります。 http://www.pj-sookai.or.jp インフォメーションの中にあります。
 試作ににかかる費用は種々のテスト費用も勘案すると5000万円くらいは必要と言われています。デモ機がほしい。これにつきます。そのためのファンディングこそ特に力を入れている次第です。

今後の活動の方向性・ビジョン

 私達の行うプロジェクトである掃海事業が海洋を中心とした地球汚染問題解決に欠くべからざるものであると確信し、私達だけでなく当事国となる島嶼諸島と中心とした途上国との連携を重視した行動を考えています。
 具体的には私達の持つ技術への認識理解と同時に、活動が非営利的非経済的である事の認識を元に、いかにして当事国自体の財政面を充実するか、即ち現時点までの様なODAなど外部からの支援に頼るのではなく、自力での財政確立をそれぞれの国の事情に合わせて考える事が重要です。同時に私達も自力での資金調達を目指してはいますが、現実は厳しくまだまだ道半ばにも届いていません。この大切な財政問題について、これを私達だけの問題ではなく当事国と共有した問題と捉えて共に考えて行こうとしているのです。
 これには当事国中枢部との信頼関係が最重要と考えています。その突破口としてオセアニアのツバル国があります。私西村が2015年に現地に行き数日の滞在でしたが、大臣クラスの要人と面談できました。そして環境問題の他にも将来の財源として、ツバルの主要な資源として豊富な漁場と共に無尽蔵にある珊瑚砂の有効利用をテーマに入れる事を考えました。
 この珊瑚砂を主原料として日本の持つ技術の一つであるセラミック等の焼成技術を使用してレンガやブロックの様な建材を作り、問題視されている国土沈下などの国土疲弊防止に役立てたいし、産業の一つに成長出来ないかと考えていて、先方からも大いに期待されているのです。
 もちろん当面の重要課題はツバル国の廃棄物処理問題(埋立処理されるプラスティックがからむ固形物、未処理排出が行われている生活排水等)の解決とそれに共通した悩みを持つ周辺諸国への技術普及による環境への好影響をもたらす事であります。即ちその中心となる処理装置(REPOC)について出来るだけ安価にした上での設置活動が目標になります。この見通しが立てば、対象国における陸地部などでの住環境が整備され、同時にすぐさま船舶上に設置して本来の目的である広い太平洋や他海洋の掃海活動が行われる様になります。これらは元々の海洋民族である島嶼諸島の住民にとっての新たなる希望と働き場ともなるのではないでしょうか。
 それに何と言ってもオセアニアやその他島嶼諸島は何れも風光明媚な環境をもっており、やり方次第で観光資源としての大いなる価値観を持っています。これらを有効利用出来るか否かは全て人間の知恵と能力によります。私が知るのはツバルだけですが、この人口1万強の珊瑚の上にある小国でありながら現地に行き大いに感心したところがあります。
 それは子供達が元気で好奇心が強い事、そして私が知りえた大人達の何れもが頭脳明晰であったこと。それに国を挙げて大変教育熱心な事。これを感じて私達はこの国をプロジェクトの核となる国になってもらいたいと思ったのです。例を挙げれば、このプロジェクト発足の切っ掛けとなったJICA研修員として来日三度の経験を持つSOKOTIA氏について。彼は現在フィジーにある大学で4年間のコースでの国費留学中です。私の感じる所では、まさに我が国の明治の曙時代そのものです。そして彼は本心ツバルの未来を背負って立つ存在をめざしているのです。
 これらの島嶼諸島は広い太平洋に浮かぶ夢の国、楽園の島、天国に一番近い島などと称されていましたが、現在は生活様式の変化の波や近代化の波は否応なく押し寄せ、人口も増加し従来は自給自足ですませた生活環境もプラスティックを中心とした電化製品や車が増えて、医療機関と共に廃棄物処理に頭を悩ませているのです。そして大部分は埋立に回されて場所の確保が重大問題となっています。ですから一部は海洋に流れ出ているのです。この対策は喫緊の課題でもあります。
 現在我々は環境省「平成29年度循環産業海外展開事業化促進事業」にも申請中です。結果が出るのはまだ先の話ですが、ここでの活動はほとんどがツバル及び周辺の島嶼諸国に於ける各種廃棄物による環境改善対策調査でSOKOTIA氏も主要メンバーとして参加します。しかしあくまで調査活動だけなので廃棄物処理には手がまわりません。
 ここに今回申請する私達の事業が採択されたなら、調査と平行して処理装置としてのREPOCデモ機を製作して関係諸国の担当部門の皆様に現実的な姿をお見せ出来ます。これらのデモンストレーションは全て日本国内で行う事にしています。そして機器は同一図面で製作し、これに伴う本体や周辺の技術、製作図面、運転維持管理など出来うる限り当事国の方達に無償で伝えたいと思っています。その意味からして国内でのデモ運転は非常に重要と考えています。
 現在の私達は実機を持たず、過去に製作され納入された機器装置の処理映像での説明しか出来ないのが残念なところです。しかしツバルでは、この映像だけで大いなる関心を持って頂けたのが大きな自信となっています。
 ところで思いは届かなかった場合でも私達は今回で決して諦める事なく挑戦を続けます。これには思いを同じくする仲間が日本だけでなく海外にも存在し始めているからです。私達が出来なくても誰かが何処かでやらねばならぬ事業には違いありません。現に海洋の汚染調査はアメリカ、ヨーロッパをはじめとする世界各地の海で行われています。将来は海外の志を同じくする人達と共に海の掃除に邁進できたら海洋もさぞ喜ぶに違いありません。 

定期刊行物

特になし

団体の備考

 デモ機が出来たなら。日本に駐在する各途上国の面々の前で、それら諸国で発生するであろう廃棄物の処理実験を行うことにしています。その結果を見てもらう事でREPOCの購入意思を固めたい。そして財政的には厳しい国々故、機器の価格を出来るだけ低く抑えるために、基本的な共通の制作図面を作ることで同型機の量産を図りたいと考えています。
 この制作図面は非常に重要で、制作される機器については実験による種々の改造を行う他に、各国や地域の実情に耐えられるべく堅牢で運転が容易であり、発電装置などの付帯設備も備えたものになります。また場合によっては対象国の環境基準の導入にも対応する必要も考慮に入れてます。制作図面が完成されれば、機器の製造は日本国内に限らず、各国の事情に合わせた現地生産も考えておかなければなりません。また重要となる運転管理は全て現地に任せるために運転管理者養成のための研修制度を充実する必要があります。
 現在対象として考えているツバルなどオセアニア海域の島嶼諸島の住民は本来海洋民族で航海術に長けていると言われています。従って将来目指す海洋の掃海事業はこれらの諸国の人々に委ねる可能性は十分考えられるのです。
 そして何と言っても重要事項として登場するのがこれらの諸国の財政的なパワーアップであります。これらの国々の主な収入源は漁業によっています。しかし内情は外国への漁業権の許認可から得る収入がほとんどです。資源的には漁業以外はココナツ椰子関連以外ほとんどない状況です。然るに生活水準は向上しているために従来にはなかったプラスティック系の使用が増え、同時に廃棄物も増えて来て処理に困っています。従って財政力のアップは喫緊の課題でもあるのです。しかし現状はODAなどの援助に頼るところが大きい。これらの地域海域は大変風光明媚で観光資源はふんだんにあります。将来はこれを利用した観光国家をめざしてほしいが、それにはやはり財政が重要な要素になります。そこでカジノや宝くじなどで世界に向けて広く事業化出来ないか検討しているのです。これに我が国の経験を十分生かせたらと考えています。ツバルには提案もしています。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

実績なし

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

実績なし

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし
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財政

最新決算総額

100万円~500万円未満

会計年度開始月

6月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算 2023年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2021年度(前々年度)決算 2022年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

毎月一度定例会議(53回)が行われ、その中で代表理事を主体に提案・検討された課題について出席者がほとんど理事であるために即断で意志決定をおこなっている。

会員種別/会費/数

  会員種別/会費/数 (800)

           会員種別  会費       数   

   正会員・・・・・・個人  10,000円/年    15
            法人  50,000円/年   0
   賛助会員・・・・・個人   5,000円/年    5
            法人  50,000円/年    0

加盟団体

特になし

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
0名
0名
非常勤
0名
0名
無給 常勤
1名
0名
非常勤
7名
0名
常勤職員数
0名
役員数・職員数合計
8名
イベント時などの臨時ボランティア数
10名

行政提出情報

報告者氏名

西村 慶喜

報告者役職

代表理事

法人番号(法人マイナンバー)

 

認定有無

認定なし

認定年月日

2013年6月11日

認定満了日

2013年6月11日

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

未実施

監視・監督情報

特になし
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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

入会申込書

退会申込書

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2022年度(前年度)
 
 
 
 
2021年度(前々年度)
 
 
 
 
2020年度(前々々年度)
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 
2018年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2023年度(当年度)
 
 
2022年度(前年度)
 
 
2021年度(前々年度)
 
 
2020年度(前々々年度)
 
 
2019年度
 
 

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