「医療介護等の専門職向けの交流会・勉強会・研修会の企画運営」と「高齢者・高齢者家族を中心に広く市民を対象とした医療介護情報の発信」を二本柱として、誰にとっても住みやすい日立市づくりを目指し活動しています。
①医療介護等の専門職向けの交流会・勉強会・研修会の企画運営
　様々なテーマで交流会・勉強会・研修会を実施しています。コミュニケーション力の向上を目的とした「コミュニケーション技法を体で学ぼう－インプロを活用して－」や、虫歯・口腔ケア・入れ歯脱着などに関する理解を深めてもらうための「歯科医師からの挑戦状」など、楽しみながらスキルアップに繋げる勉強会・研修会を実施しています。
　また、顔の見える連携づくりのための交流会を実施し、職種や施設・事業所の枠を超えて、日立市における医療介護の課題と今後取り組んでいかなければならない事柄について意見を交換し、見識を広げるための場を提供しています。
②高齢者・高齢者家族を中心に広く市民を対象とした医療介護情報の発信
　「これからだっぺ！県北医療介護専門誌」と題した情報誌を発行しています。発行頻度は隔月で日立市内に２万部を新聞折込で配布しています。また、会員の所属する事業所等を通して、患者・利用者やその家族への配布を行っています。
　記載内容は、訪問歯科診療・訪問看護・看護小規模多機能型居宅介護などの在宅療養支援を中心としたサービスの特徴や日立市行政が力を入れている取組み、地域包括支援センターの役割・所在地情報などを記載し、在宅療養を支えるサービスの啓発を行っています。

①医療・介護等の専門職の知識・技術及び多職種連携に関する情報等の共有事業
②医療・介護等に携わる人材及び多職種連携に精通する人材育成事業
③医療・介護等に関係する機関・事業所・団体等との情報共有及び連携促進事業
④医療・介護等に携わる多職種間におけるICTを活用した連携システムの構築事業
⑤高齢社会に対応するための情報・知識等の普及・啓発事業
⑥高齢社会における課題及び対応策の研究事業

　疾病や要介護状態にある高齢者数が大きく増加することは避けられない状況となっています。また、首都圏の急速な高齢化率の上昇にともない、高齢者の地方移住のニーズに対応していく必要があります。そこで、Hi-MARCは、医療介護に携わる多職種間の持続的な連携を強化し、高齢者一人一人への迅速な対応、及びサービスの向上に寄与し、地域に住み続けている住民、地方に移住してくる住民の誰もが安心して療養できる地域づくりに貢献していきたいと考えています。

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活動概要