昭和63年　　知的障がいのある子どもの4家族がわが子の将来を案じ、家庭的な施設つくりを目指し
　　　　　　て集まった。家族の話題は、わが子の将来であり、自分が亡くなった後のわが子の暮ら
　　　　　　しである。学校を卒業した知的障がいのある子どもの居場所作りから活動を始めること
　　　　　　にした。
平成元年　　小規模作業所「工房阿列布」を開設した。
　　　　　　知的障がい者の受け入れのために、オリジナル商品の開発に3年をかける。オリジナル
　　　　　　商品として、廃食油をリサイクルしたせっけんを作ることにし、指導を受ける。
平成2年　　 本格的釜炊き法によるリサイクルせっけんの製造を開始し、エコマーク商品の認定を受
　　　　　　けて販売を開始する。
平成4年 知的障がい者の受け入れを開始、障がい者の生涯を見据え、「親亡き後の施設」を最終
　　　　　　目標とする。
平成15年　 いわき市から、念願であった「社会福祉法人」の認可を受ける。
平成16年 知的障害者授産施設「工房阿列布」が完成、通所施設として運営を開始する。
平成20年 障害者自立支援法による障害福祉サービス事業（就労継続支援B型と生活介護の多機能
型、定員各20名）へ移行
平成25年　 相談支援事業所おりーぶ　開所
平成27年　 共生型福祉施設「静修苑」開所
平成28年　 障害福祉サービス事業所「KAKA's FACTORY」開所
　　　　　　この間、講演会の開催、チャリティーコンサートの開催など、「親亡きあとの施設」創
　　　　　　りを目指す活動を広く知ってもらうための、試行錯誤を続ける。
令和3年　　相談支援事業所おりーぶ　閉所
　　　　　　共生型福祉施設「静修苑」閉所し、共同生活援助（介護サービス包括型）グループホー
　　　　　 ム静修苑を開所　

障害者総合支援法による就労継続支援B型および生活介護の障害福祉サービス事業を行う。
就労継続支援B型の利用者は、主に市内の企業より請け負ったビスやびキャップの袋詰め作業、段ボール組立作業、事業所内でのせっけん製造作業を行っています
生活介護の利用者も軽作業を中心に軽運動などを行っています。

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