地元八王子市地域では、高齢化が急速に進む住宅団地（ニュータウン住宅団地）が多数ある。（高尾台住宅団地、霞が丘住宅団地、コンセール住宅団地、館が丘団地、長房団地、松子舞住宅団地、グリーンタウン住宅団地等）
現在６５歳以上の人口比率は４０～５０％に達しているので、今後10年間で急速に高齢化が進む地域です。八王子市のニュータウン住宅団地の特徴は下記の通り。
■夫婦2人または独居の高齢者住宅が大半を占めている。
■年齢による体力低下に伴い社会との繋がりが少なくなり外出の機会が少なくなる。
■高齢になっても住み慣れた住宅団地で可能な限り長く暮らしたいと思っている。
（顧客のニーズ）
要支援１，２が国の介護保険対象から外れて八王子市に移管されるに伴い、八王子市では介護予防の推進による健康づくり活動を強力に推進することになった。このような背景により健康に対するニーズは非常に高くなっている。
■年齢とともに低下する体力（膝、腰等）を実感することにより、将来寝たきりになるのを予防したい。
■いろいろな体操教室やリハビリに通っているが効果が良くわからない。効果が見えるプログラムが欲しい。
■自分の健康状況（活動量、血圧、BMI、体脂肪等）を同年代の人と比較したい。
■一人暮らしなので健康管理だけでなく、見守りもをしてほしい。

　特に高齢化が進んでいる高尾台、霞が丘、コンセール住宅団地等の自治会会館にて高齢者を対象に活動量計の貸与および血圧、体組成、姿勢、足圧、体バランス測定等、健康づくり推進活動を行っている。測定結果はサーバーに蓄積、個人毎にデータを統計・分析処理を行い、月次レポートを作成している。
１．活動量計データ収集、血圧・体組計、姿勢、足圧等の測定会：週1回
２．個人別月次レポートの発行：月１回
３．健康づくり講座（外部講師）：3ヶ月に1回

理事長

ささぶち かつひこ