事業成果物名

災害時移送車両コーディネート及びネットワーク構築研究事業

団体名

事業成果物概要

1.事業名
  災害時移送車両のコーディネート及びネットワーク構築研究事業
2.目的
  近年頻発する災害で、災害時要援護者の避難支援が大きな問題となっている。
  避難準備情報に伴う一時避難の際には、移動困難な要援護者の避難支援のため、社会 福祉協議会や介護サービス事業者で運用されている福祉車両を効率的・効果的に活用す ることで、要援護者の避難所等への移動手段を確保することが求められおり、福祉車両コ ーディネーターの位置づけとその要請手法を確立する必要がある。
  また、一次避難所、二次避難所から福祉避難所や被災地域外の福祉施設への緊急入  所などの場面において福祉車両が不足するケースも相次いでいるが、このような状況に対 応するため、福祉車両の広域コーディネートについてもより効率的な支援の仕組みを研究  する必要がある。
3.事業内容
(1)災害時要援護者の移送あり方研究会等の開催
  開催時期:2008年5月~2008年12月 準備会等4回・研究会3回
  開催場所:東京都(日本財団、東京ボランティア・市民活動センター)
         長野市(まい・すてっぷ、はたらく・ぴあっと)
  出 席 者:委員9名(学識経験者、移送団体関係者等)及び事務局2名
開催内容:災害時要援護者移送支援システム概念図に基づき「災害時広域移送支援
センター(仮称)」や福祉車両コーディネーターのあり方について研究を行った。
(2)アンケート調査の実施
 [調査Ⅰ]
 調査内容:災害時における障害者の「情報」「移送」に関する調査
 調査期間:2008年12月~2009年1月
 調査対象:石川県輪島市周辺、新潟県柏崎市周辺
 [調査Ⅱ]
 調査内容:災害時要援護者の災害時移送に関する調査
 実施時期:2008年12月~2009年2月
 調査対象:長野県内の福祉有償運送事業者
        埼玉県内の福祉有償運送事業者
※ 本調査前にプレ調査を実施した。
3.関係者会議(ネットワーク会議)等の開催
開催時期:2009年5月~2010年3月 関係者会議等12回
開催場所:東京都(東京ボランティア・市民活動センター)
     長野県須坂市(市役所、消防本部、社会福祉協議会)
出 席 者:須坂市、須坂市社会福祉協議会、福祉事業者 等
開催内容:研究事業の進め方、図上訓練の実施等について

4.図上訓練(ワークショップ)の開催
開催時期:2009年12月~2010年1月 図上訓練(ワークショップ)2回
開催場所:須坂市(市役所、中央公民館)
出 席 者:須坂市、須坂市社会福祉協議会、福祉事業者 等
開催内容:①過去の災害における行政、福祉事業者、地域住民等の動きと対応の検証
      ②被害想定に基づく福祉車両等を活用した避難行動のシミュレーション
      ③図上訓練(ワークショップ)の評価及び検証
5.報告書の作成
規 格:A4判120頁・100部
配付先:行政、社会福祉協議会、移送団体等

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

災害時移送車両コーディネート及びネットワーク構築研究事業

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形式:PDF 容量:10MB
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