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企画展「捕鯨と日本人―文化としての捕鯨―」チラシ表
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事業成果物概要 |
1 展覧会名 開館20年記念企画展「捕鯨と日本人―文化としての捕鯨―」
2 会 期 平成20年8月16日(土)~9月28日(日) 3 会 場 横浜マリタイムミュージアム特別展示室 4 開館時間 10:00~17:00まで、但し8月の土日は18:30まで 5 休 館 日 月曜日、但し月曜日が祝日の場合は開館し翌日が休館 6 入 館 料 高校生上600円、小中学生300円 7 趣 旨 日本の捕鯨は、縄文時代には既に始まっていたといわれていますが、江戸時代に技術と組織が発達して産業として定着しました。19世紀以降の欧米の捕鯨船の太平洋進出と乱獲のため、伝統的な日本の沿岸捕鯨は衰退を余儀なくされましたが、明治以降、北欧の捕鯨方法を日本式の捕鯨組織に取り入れ、遠洋から南氷洋捕鯨に進出しました。1987年以降、国際捕鯨委員会の商業捕鯨全面モラトリアムを受入れてもなお、現在でも調査捕鯨と小型鯨の沿岸捕鯨が行なわれています。 捕鯨は、大変な労力と危険、そして高度な技術と組織がいる仕事でした。獲った鯨を日本人は、骨にいたるまで捨てるところなく大切に利用してきました。そのため捕鯨の盛んな地域を中心に、捕鯨に因んだ様々な知識、技術、価値観、慣習が育まれ統合されてきました。すなわち捕鯨は一つの歴史、文化として形成され、今日でも各地の祭礼や伝統芸能などの中に、鯨の文化は受け継がれています。 この企画展では、捕鯨の歴史と文化を中心に、鯨と日本人との関わりについて紹介します。この企画展をご覧になり、捕鯨が日本の歴史、文化の一つであることを再認識していただき、その将来を考えるきっかけにしていただければ幸いです。 8 展示構成 (1)鯨と民俗 (2)捕鯨の歴史1-古代から近世まで (3)捕鯨の歴史2-沿岸から南氷洋へ (4)商業捕鯨モラトリアムと鯨の文化の現在 9 主な展示品 捕鯨船模型、鯨船神事の鯨、房総の万祝、捕鯨絵巻、鯨肉宣伝ポスターなど 10 主 催 横浜マリタイムミュージアム(帆船日本丸記念財団・JTB共同事業体) 11 後 援 横浜市港湾局、財団法人横浜開港150周年協会 12 助 成 日本財団 13 関連催事 記念講演会 テーマ=「日本の捕鯨文化―伝統と新時代―」 講 師=高橋順一(桜美林大学国際学部教授) 日 時=9月7日(日) 14:00~16:00 |
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