平成１６年度～１８年度（第１フェーズ）の３ヵ年わたり若手の担当調査役を米国に派遣し、米国海事セキュリティー対策の情報収集と人脈の構築を図ってきた。
　１９年度からは派遣する担当調査役を中堅幹部クラスにレベルアップし、政策レベルでの日米協調を目指している。
　今年度は、第１フェーズで形成された米国沿岸警備隊（USCG）等との人的ネットワークをベースに新たに米国国土安全省（DHS）等の政府機関も加えた中堅幹部レベルの人的ネットワークを構築してハイレベルな情報収集、情報交換、分析及び調査研究を進め、最新の米国海事セキュリティー政策の動向等を把握することができ、情報発信等を行った。また、日米の海上保安専門家をワシントンのホテル会場に招いて「日米海上保安セミナー」を開催し、日米双方の意見交換の機会とした。これまで実施した調査等の結果について報告書にとりまとめた。　

報告書

事業成果物名	2008年度　海事セキュリティに関する日米協調の構築に係る調査研究
ファイル	形式：DOC　容量：60KB