事業成果物名 |
第1回かつやまふるさと検定(初級編)
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事業成果物概要 |
事 業 内 容:【事業の実施状況】 ◇事 業 概 要◇ かつやまふるさと検定を実施することで、勝山市民等が当検定の受験を通して当市がもつ地域資源を再確認し、郷土に対する誇りと愛情を醸成するとともに、当市を訪れる方々への郷土を紹介する能力を高め、おもてなし力の向上を図る。
◇事業実施の流れ◇ 昨年度末より、公式問題集の作成に取り組み、自然と歴史・文化と観光・産業とくらし 文化財・観光・白山平泉寺の大項目に分類して、行政や観光協会、専門家より初級・中級 問題として717問の提供をいただいた。かつやまふるさと検定を企画・運営する検討委員会 を計6回、検定試験問題を作成する委員会を計4回開催し、問題集の編集、検定試験の実施 要項の協議、検定試験の準備・運営を行った。公式問題集の編纂は、市学芸員3名に依頼、 監修は勝山市教育委員会史蹟整備課市史編纂室が行った。公式問題集は1月15日に発刊し、商工会議所、観光協会、市内書店にて販売した。3月14日の検定試験の実施にむけた 公募チラシ・ポスター、マスコミ各社へ記者発表を行いPRに努めた。事前対策講習会では模擬テストを実施、専門家より詳細な解説をいただき知識の向上に努めた。 検定試験は市教育委員会の協力を得られ、小中学生を対象に参加を呼びかけられた。 受験者は250名で当初予定していた会場での実施は不可能となり、急遽、勝山市教育会館に会場を変更しての開催となった。受験者は緊張感が漂う中、市内初のふるさと検定に挑戦。 合格者は237名にのぼり非常に高い合格率となった。検定試験の実施にあたり市内企業、 団体各社からご協賛をいただき、合格者には素敵な賞品が贈られた。当検定試験は、 市民をはじめ多くの関係者から高い評価を得られ、次の中級編、上級編の実施に向けて 一歩踏み出した。 1.かつやまふるさと検定検討委員会の開催 市・観光協会・郷土史家ほか関係者による委員会を立ち上げ、検定の企画・運営を行った。 2.かつやまふるさと検定公式問題集(初級編)の作成 (1)かつやまふるさと検定公式問題集(初級編)の作成 (2)かつやまふるさと検定公式問題集(初級編)の発刊 発刊日:平成22年1月15日(金) 販売場所:勝山商工会議所、(社)勝山観光協会、㈱エビヤ書店、玉木書店 販売部数:1,000部 価 格:1冊 1,000(税込) 3.第1回かつやまふるさと検定試験問題作成委員会の開催 4.若狭おばま検定(福井県小浜市)先進地視察の開催 検定試験の実施に向けた事前準備として、若狭おばま検定を運営する(社)小浜観光協会を訪問。検定試験の推進状況と課題等について意見交換を行った。 ○視 察 日 時 平成21年11月4日(水) 出発 9:00~帰勝 17:30 ○視 察 先 若狭おばま検定(小浜市役所産業部 観光交流課 〒917-8585 福井県小浜市大手町6-3 TEL:0770-53-1111) 5.第1回かつやまふるさと検定(初級編)の実施、運営 日 時:平成22年3月14日(日) AM10:00~11:30(90分) 場 所:勝山市教育会館1階ホール、3階第3.4研修室 受験者数:250名 出題形式: かつやまふるさと検定公式問題集(初級編)から4拓方式の100問を出題【100点満点(1問1点)】 合格基準:80点以上 合格者の認定:合格証の進呈 合格者の特典:協賛企業・団体から抽選で素敵な賞品をプレゼント 【受験の結果】 ・申込者数 265 名 ・受験者数 250 名 ・欠席者数 15 名 ・合格者数 237 名 ・不合格者数 13 名 ・平均点 95.89 点 ・合格率 94.80% ・満点獲得者数 104 名 【受験申込者の内訳】 ・性別:男性163名・女性102名 ・生年月日: 昭和元年代(9名)、昭和10年代(42名)、昭和20年代(59名)、昭和30年代(49名)、昭和40年代(49名)、昭和50年代(40名)、昭和60年代以降(17名) ・最高年齢者:82歳 1928年2月21日 ・最少年齢者:9歳 2000年12月1日 ・平均年齢:48.2歳 ・住所:勝山市(230名)、大野市(14名)、福井市(13名)、石川県(2名)、坂井市(1名)、永平寺町(1名)、越前市(1名)、埼玉県(1名)、東京都(1名)、浜松市(1名) 6.講座の実施 第1回かつやまふるさと検定(初級編)事前対策講習会 第1回かつやまふるさと検定(初級編)の合格を目指される方を対象とした講習会。 模擬テストを実施し、知識を修得するための解説を専門家よりいただきました。 日 時:平成22年3月8日 PM19:00~20:30 場 所:勝山商工会館3階大ホール 参加者数:120名 【かつやまふるさと検定公式問題集(初級編)】 ○学生、事業者から一般市民まで、本事業により、郷土の資源の再認識と知識の向上が図られた。 ○行政や各種団体、関係者との連携が深まるとともに市民の知識向上により、地元資源の情報発信が高まった。 【第1回かつやまふるさと検定(初級編)】 ○実施時期は、公式問題集の編集に時間がかかり、当初1~2月頃を予定していたが、3月の開催となってしまった。しかし、申込期間の延長、公式問題集を確認する時間が持てたことは、受験者数の増加と合格率のアップに繋がったと思われる。 ○受験者数は、当初予定していた100名を大幅に上回る250名が受験された。当日は、試験会場を変更するなど、準備・運営に大幅な影響が出たが、検討委員会のメンバーや勝山市をはじめとする多くの関係機関の協力を得られ無事に終了できた。 ○市民(特に中・高年齢者)の学習意欲が高く、郷土を再認識する思いが感じとることができ、今後の観光ガイドを含めた人材育成支援を推進していくなかで非常に期待がもてた。 【第1回かつやまふるさと検定(初級編)事前対策講習会】 ○受講者は120名にのぼり、検定試験の申込者数の約半数を占めた。参加者の検定試験に対する期待感が伝わったこと、検定試験の前段階として当講習会が開催できたことは、合格者の増加に繋がったと思われる。 【総 評】 かつやまふるさと検定(初級編)を実施し、多くの市民の方に本事業を認識していただいて、郷土の資源の再認識と知識の向上が図られた。行政や各種団体、関係者との連携が深まり、公式問題集の編集から検定試験の実施に貢献できた。 市民の知識向上により、地元資源の情報発信力が高まり、次年度以降の中級編~上級編の実施に向けた取り組みに期待が持てた。 2年目以降は、レベルアップした公式問題集の発刊と検定試験を実施する。また、初級編についても改編し検定を実施する。公式問題集については、市内学校等に取り入れてもらったり、市内事業者や地域住民への周知をすすめる。 検定実施の2年目・3年目にむけて、県・市行政、(社)観光協会と共に連携をしながら、合格者の方を当市の観光案内マイスターとしての位置付けを明確にするため、登録制度の創設など実際に活躍することができる仕組みを構築していくシステム作りを同時に行うことを目標とする。 |
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