事業成果物名

2010年度 海と船の企画展「観測船と南極の歴史」報告書

団体名

事業成果物概要

 本特別展では、南極観測の意義と地球環境問題について学んでいただくため、平成22年8月6日(金)~9月5日(日)までの31日間に渡り、歴代南極観測船との比較を通じて最新の南極観測船を紹介するとともに、どのような南極観測が行われてきたかを紹介しました。
 展示構成は、
 ①「開南丸」の紹介と、日本人で初めて南極大陸に上陸した白瀬矗
 ②「宗谷」の紹介と、初代越冬隊長西堀栄三郎
 ③「ふじ」の紹介と、ロケットオーロラ観測
 ④「初代しらせ」の紹介と、ドームふじ基地の氷床コア
 ⑤「新しらせ」の紹介と、最新の南極観測と地球環境問題
という流れで、それぞれの観測船の時代に、どのような観測が行われていたか紹介しました。
 白瀬矗の紹介については、白瀬南極探検隊記念館より映像資料を、西堀栄三郎の紹介については西堀栄三郎記念探検の殿堂より西堀栄三郎の衣服や写真を、ドームふじ基地の氷床コアでは、国立極地研究所より氷床コアのレプリカを、初代しらせの紹介では、自衛隊愛知地方協力本部より艦長の制服を、新しらせの紹介では、㈱ユニバーサル造船舞鶴事務所より1/100しらせ模型を借用し、展示をした。展示には一工夫を加え、艦長の制服は、実際に着て体験することが出来るようにし、記念撮影コーナーとしたため、家族連れを中心に人気コーナーとなりました。新しらせの模型も、借用した模型をそのまま展示するのではなく、一番の特徴である船首から放水して雪を解かす仕組みを造作物にて再現しました。8月22日には、実物の「新しらせ」が名古屋港に入港し、ガーデンふ頭一体は大きく賑わいました。
 期間中は26,667人の入場者がありました。

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事業成果物種類

報告書

事業成果物

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2010年度 海と船の企画展「観測船と南極の歴史」報告書

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