事業成果物名 |
2010年度 ふるさとながとの海洋緑化プロジェクト事業報告書
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団体名 |
ふるさとながとの海洋緑化プロジェクト
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事業成果物概要 |
助成事業の概要
事業名 ふるさとながとの海洋緑化プロジェクト テーマ 海洋に関する研究及び情報・体制の整備 事業形態 調査研究・技術開発 事業目的 長門市沿岸の魚介類減少の原因のひとつに、近年全国的な問題となっている藻場の減少がある。そこで海の藻場減少を防止し、藻場再生のための調査・研究を行うことで漁業を活性化することを事業目的とした。 事業目標 1.山口県立水産高等学校の水産科学部と山口県漁協、水産大学校の協力を得て藻場再生研究協議会を立ち上げ、藻場の現状確認と今後の取り組みについて協議を行う。 2.漁協及び漁業従事者と連携して山口県長門市沿岸の藻場の現状を把握し、記録に残す。 3.長門市内の小・中・高等学校及び各種団体と連携して環境教育の一環として海藻の種苗育成に取り組み、ふるさとの海について考えるきっかけを提供する。 4.長門市沿岸域の藻場の現状について、年間を通して継続的に現地調査を行って確認する。 5.研究成果をインターネットやメディアを通じて広く一般に周知する。 事業内容 1.藻場再生研究協議会の開催 (1)時 期:2010年5月、10月、2011年2月 計3回 (2)場 所:山口県立水産高等学校 (3)委員数:10名 (4)内 容:長門市沿岸の藻場の現状を話し合い、対策を協議する。 2.長門市沿岸の藻場の現状調査 (1)時 期:2010年4月~2011年3月 計12回 (2)場 所:山口県長門市黄波戸沿岸 (3)内 容:シーカヤックと漁船を利用して藻場の状況を調査し、報告書にまとめる。 3.環境教育の一環として海藻の種苗育成用具製作の取り組み (1)時 期:2010年4月~12月 (2)場 所:長門市内の小・中・高等学校 (3)参加者:長門市内の児童生徒(小学校13校1781名 中学校8校1085名 高等学校4校1091名 計25校3957名)のうちの希望校及び希望者 (4)内 容:海藻の母藻を海域に定着させるための用具の製作指導。目的は児童生徒の環境に対する意識向上と、地域への帰属意識の醸成。 5.研究成果の発表 山口県立水産高等学校の水産科学部と連携して行った研究成果を発表大会で報告してもらう。 (1)時 期:7月下旬 生徒研究発表地区大会 12月上旬 生徒研究発表全国大会 (2)場 所:地区大会 鳥取県境港市 全国大会 東京海洋大学 (3)内 容:藻場造成に関する研究成果を発表し、海の藻場造成技術を広く知らしめる。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |