１．国際協力において海外における人道活動や人材育成への支援活動を行っている国際機関、ＮＧＯ、ＪＩＣＡ等団体でのデモ採取保管
愛知県警備業協会災害支援協力隊4名に対して、ＮＡ試料採取･保管事業を行った。これは本格的な実施に向けたテストケースとなっており来年度以降、愛知県の警備業者から選抜された6支隊158名の隊員に対して随時、ＤＮＡ試料採取･保管事業を実施する予定である。
H22/11/22　愛知県警備業協会災害支援協力隊隊員　4名

２．津波、地滑り等災害危険地域の居住住民へのデモ採取・保管
(1)東海･東南海地震を想定した、愛知県･一宮市総合防災訓練に、「ＤＮＡ採取保管事業の啓発･デモ」として参加し、地元住民及び訓練に参加している方に対して、啓発活動を行った。
H22/8/29　愛知県･一宮市総合防災訓練に参加、地域住民及び参加者への啓発活動
(2)知多中部広域事務組合(半田消防署)、牧之原市御前崎市広域施設組合消防本部、豊橋市消防署、新城市消防署、江南市消防署の消防隊員に対して、ＤＮＡ試料採取･保管事業を実施した。
H22/11/11、11/18　半田消防署隊員　計92名
H22/12/2　牧之原市御前崎市広域施設組合消防本部隊員　7名
H23/1/27　新城消防署隊員　20名
H22/2/10　豊橋市消防署隊員　4名
H22/2/17　江南市消防署隊員　25名

３．マスメディアによる啓発
半田消防署でのＤＮＡ採取･保管事業に際してマスコミに取材依頼を案内し、翌日の中日新聞紙面でＤＮＡ採取･保管事業の様子が掲載された。

４．平成22年度ＤＮＡ試料採取(認定採取者取得)講習会
およびフォローアップ講習会の開催

ＤＮＡ認定登録歯科医育成のための講習会を開催した。また、既にＤＮＡ認定登録歯科医の方に対してのフォローアップセミナーも同時開催した。
実習受講22名、聴講55名　計77名

日時：平成22年10月7日(木)　10:00～15：30
場所：愛知県歯科医師会館１０１会議室
講演：「ＤＮＡの基礎知識、個人情報の保護、ＤＮＡ保管事業の意義」
講師：神奈川歯科大学 社会歯科学講座 法医学分野 教授 山田良広 先生

報告書

事業成果物名	2010年度DNA採取・保管による危機管理対策
ファイル	形式：PDF　容量：600KB