事業成果物名 |
2010/9/12「虐待の真実」シンポジウム
|
団体名 |
デュープレックスファミリー(子ども支援・虐待予防)
|
事業成果物概要 |
2010年9月12日
新宿文化センターにて「虐待の真実」シンポジウムを開催しました。 44人の方が参加下さいました。 【全体の流れ】 ==================== 内容 第1部 ~子ども虐待予防プロジェクト紹介~ ・私たちがこのプロジェクトを立ち上げた理由 ・マスコミが語らない虐待の真実 ・支援体制の実情 第2部 ~虐待の真実~ ・虐待被害者対談(聞き手:佐藤孝典) 子ども目線で感じた虐待について ・イクラさんによるメッセージソング 第3部 ~私たちに出来る第1歩~ ・ワールドカフェ方式による意見交換会 ==================== 第一部、はじめに プロジェクトリーダーの私佐藤が 「イベントの主旨」「虐待予防の必要性」「人とのつながり」についてお話させていただきました。 第二部、イクラさん、スイカさんとの対談 虐待被害者のシンガーソングライターのイクラさんと、その弟さんのスイカさんお二人と 私佐藤が対談の形で、虐待被害を受けてきたお二人の過去のお話をお聞きしました。 二部の最後はイクラさんの歌「ヒカリ」を含む三曲が披露され、参加者の多くは ハンカチで目を拭っていました。 (※ヒカリはこのページの最後に貼付けてあります。ぜひお聞き下さい。) 第三部、参加者同士の意見交換を行いました。 あまり時間が無い中、様々な立場の方同士がテーブルを囲んで「虐待予防」に対する意見を出し合い、 最後には全グループが発表を行いました。 ============================== 【参加者の声】 ・虐待の被害者である子どもは、自分が虐待されているという認識無いという事がわかった ・被害者の傷は深いということがわかった ・被害者の声を聴けたのは貴重 ・自分の意識が高まった ここには書ききれませんが 参加者の方にいただいたアンケートの一部です。 ============================== 【今回のシンポジウムを振り返って】 今回のシンポジウムでは「虐待被害当事者の声を聴く」という事をテーマにしておりましたが イクラさんスイカさんのご協力にあわせて、 様々なバックボーンを抱える方々の参加により、貴重な声を聴く事ができました。 虐待についてもっと知りたいと思う方 自ら虐待防止の活動をしたいと思っている方 すでに虐待防止の活動をしている方 子どもに関わるお仕事をされている方 そして虐待被害者として話をしてくださった方 それぞれ立場が違う方々が同じ席につき 【虐待予防】という同じテーマを共有できた事は なによりも意義があり、それぞれの活動の次につながると信じています。 懇親会でもゲストのイクラさん、スイカさんを含む多くの方に参加していただきました。 みなさん話が盛り上がり、2時間があっというまでした。 私は、参加者の方々の発表を聞き、アンケートを読み 共通するのは「人と人とのつながり」であると言う事を再確認しました。 今後、私たち「子ども虐待予防プロジェクト」では 親子を孤立させない為に、つながりをつくる具体的な活動をしていきたいと考えています。 親子が孤立しない為につながりを持つ事と同時に シンポジウムへの参加者同士もつながりをつくっていけたら嬉しく思います。 立場に関係なく、一般市民だからこそできる 虐待予防の為に共に行動していきましょう。 今後とも「子ども虐待予防プロジェクト」の活動に ご協力をお願い申し上げます。 |
助成機関 |
|
事業成果物種類 |
講演録
|
事業成果物 |