事業成果物名 |
企画展「魅惑の日本の客船ポスター」チラシ、図録表紙
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団体名 |
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事業成果物概要 |
海運会社は、集客や集荷のための宣伝の一つとして、たくさんのポスターをつくってきました。ポスターには、その時々の海運状況が反映されています。
日本の近代海運は、欧米の先進海運会社と競争しながら航路を国内から 海外へと伸ばしていきました。とりわけ、日清・日露戦争と第一次世界大戦を契機に飛躍的に発展し、航路網は七つの海に拡がっていきました。海運会社はライバル会社に対抗して新造船をつくり、船隊を強化しました。そして、客船は1930年代に黄金時代を迎え、多くの優秀船が建造されました。 一方で、こうした海運発展に歩調を合わせるかのように、海運会社は競ってポスターをつくり宣伝しました。なかでも新造客船就航時には何枚ものポスターが製作され、貼りだされました。海運会社のポスターは、日本のポスターの発展に沿うように、美人画ポスターからデザイナーによる斬新なものまで、その表現を変化させ、驚くほど多くつくられました。 今回の展覧会では、近代日本海運の一翼を担ってきた客船の発展過程と変遷を、ポスターを通して紹介します。 ・チラシ表、裏 ・図録表紙 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
チラシ
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事業成果物 |