事業成果物名 |
ソーシャルファイナンスセミナー概要報告
|
団体名 |
社会デザイン学会「日本発の社会貢献ファンドレイジング研究会」
|
事業成果物概要 |
10月7日に国内のインパクト・インベストメントをけん引している大和証券本社で同社が主催して実施された「社会的課題解決を目指すお金の使い方」において、千葉商科大学伊藤宏一教授、米国NPO法人共同創設者中村俊裕氏が講義を行いました。その中で、伊藤教授は、ソーシャル・ファイナンスとは、社会的な課題に直面した人々が、課題解決のために自らの資金を提供することによって、社会的課題改善という利益を共有し、場合によっては個人的なリターンを受け取ることであり、その根底には、コミュニティや社会のきずなが失われている中で、個人が価値観を共有する人々と横の関係でつながりたいとの願望が基礎にあることを示唆されていました。一方、中村氏は、途上国の課題解決に取り組む主体は、国や国際機関に独占されているわけではなく、独自の解決策を有する様々なプレイヤーが役割を果たすべきであること、そのためにはシンプルなテクノロジーを活用する余地が大きいこと、そして、それらの活動は、実際に人々の生活に変化をもたらしているのかどうかというインパクトを評価することの重要性を強調していました。
|
助成機関 |
|
事業成果物種類 |
報告書
|
事業成果物 |