事業成果物名 |
人と環境にやさしい神戸・瀬戸内クルーズのあり方に関する調査報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
人と環境にやさしい神戸・瀬戸内クルーズのあり方に関する調査報告書 2.目的 「神戸港再生」を、神戸港発着の瀬戸内海クルーズで実現しようと、(社)神戸経済同友会が企画主催し、官民あげて取り組んだ「せとうち・感動体験クルーズ」(平成20年7月16~18日)をケーススタディに、「人と環境にやさしい」の観点からクルーズの新たな魅力と可能性について調査を行った。 本調査では、①シニア層、ハンディキャップある社会的弱者等すべての「人にやさしい」ユニバーサル時代を見据えた新たなツーリズムとしてクルーズ、②瀬戸内海の島々を巡る「環境にやさしい」小回りの効く新船を建造する際のコンセプトデザインと経済性評価のモデル設計、③神戸・瀬戸内海沿岸諸都市の広域連携により、神戸・瀬戸内の国際競争力ある新たな広域クルーズブランドを確立して、西日本発で「海事・観光立国」を実現するための方向性についての検討を目的とした。 3.事業内容 (1) 高齢者・障害者等を想定したシニアツーリズム・バリアフリーツーリズムとしてのクルーズモデル検討 ① クルーズ参加者へのヒアリングおよびアンケート調査 7月16日~18日の間、せとうち・感動体験クルーズ参加者に対し、ヘルスツーリズムの観点、ユニバーサルツーリズムの観点からヒアリングおよびアンケート調査を実施した。 ② 学識者、旅客船事業者へのヒアリング調査 ユニバーサルツーリズム・ヘルスツーリズム関係学識者及び旅客船事業者に対し、ヒアリングを実施した。 (2) 瀬戸内海クルーズを前提とした低環境負荷・バリアフリー化クルーズ船のモデル設計 低環境負荷・バリアフリー化クルーズ客船のモデル設計へ向けた検討を行った。 (3) 瀬戸内海クルーズによる神戸市及び瀬戸内海沿岸都市の活性化検討 ① 瀬戸内海諸都市へのヒアリング調査 神戸・瀬戸内クルーズ関係者や寄港地(神戸市、尾道市、高松市)の自治体・関係団体に対してヒアリング調査を実施した。 (4) 報告書の作成 「人と環境にやさしい神戸・瀬戸内クルーズのあり方に関する調査報告書」を500部作成し関係先に配布しました。 人と環境にやさしい神戸・瀬戸内クルーズのあり方に関する調査報告書の内容は以下のとおりです。 目 次 第Ⅰ章 調査概要 1.調査の背景と目的 2.国内クルーズ事業を取り巻く環境 3.調査体制 第Ⅱ章 せとうち・感動体験クルーズ参加者・関係者調査結果 1.せとうち・感動体験クルーズ実施概要 2.せとうち・感動体験クルーズ参加者インタビュー調査 3.せとうち・感動体験クルーズ参加者アンケート調査 4.神戸・瀬戸内クルーズ関係者ヒアリング調査 第Ⅲ章 神戸港および瀬戸内海周辺地域における港湾施設・交通アクセス・観光振興の現状 1.神戸港および瀬戸内海周辺地域における港湾・周辺施設の整備状況と改善計画の現状 2.神戸港中突堤旅客ターミナルへのアクセス状況と改善方策 3.瀬戸内海周辺地域において展開される観光振興の取り組み 第Ⅳ章 人と環境にやさしいクルーズ客船のコンセプトデザイン 1.クルーズ客船のコンセプトデザイン 2.経済性評価 第Ⅴ章 神戸・瀬戸内クルーズ振興の方向性 1.各調査結果より明らかになったこと 2.神戸・瀬戸内クルーズ振興にかかる論点 3.神戸・瀬戸内クルーズの今後のあり方 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |