事業成果物名 |
2014年度 中小貨物船等に対する船内騒音低減対策調査
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団体名 |
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事業成果物概要 |
2014 年度「船内騒音低減技術等に関する最新動向等調査」の調査の一部として実施
されたものである。船内の機械的可動部分をはじめとする様々な震動源からの絶え間 ない背景騒音が船員に影響を及ぼしており、特に居住区域に伝わる機関区域の騒音レ ベルは懸案事項となっている。 IMO は船内騒音コードの見直しを行い、騒音基準値を強化した上でSOLAS 条約の下で強制力を有する船内騒音コードとして2012 年に採択し、同コードは2014 年7月に発効した。SOLAS II-1/3-12 規則により発効日以降に建造契約された新造船にはこの新船内騒音コード(以下、単に「船内騒音コード」という。)が適用される。しかしながら、この法的枠組の整備の進展にも関わらず、小型の専用船を扱う中小規模の造船所では船内騒音コードの要件を満たすための有効な騒音低減措置についての知識が十分蓄積されていない。 本報告書ではまず一般的な船内騒音の問題について簡単に論じ、海事産業と総トン数20,000 トン未満の貨物船のような比較的小型の船舶の造船関係者に適切な騒音低減方法を示すものである。この騒音低減方法に関して、2 ストロークエンジンを搭載した船舶での適用を評価する。さらに、船内騒音低減対処方法についての一般的なガイダンスを提示する。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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