事業成果物名

2016年度 在宅ホスピス推進のための拠点整備 ホームホスピスたんがく村 本家 整備

団体名

事業成果物概要

<目的>
医療依存度の高い方々の地域における生活を支える新たなサービスや場の需要が増大する中、地域コミニティづくりに寄与し、また、在宅医療のさまざまなニーズを支援していく環境を整備することを目的に『たんがく村』の中心的存在として、”ホームホスピス たんがくの家 本家”を平成28年4月に整備した。
<目標>
ホームホスピスたんがくの家では、がん末期や難病等の医療依存度の高い方々と家族への安心・安全な環境で真摯に入居者の生活を見守っている。これからも、たんがくの家入居者や家族はもちろんのこと、地域の皆さんともお互いできることを交換しあい、生きがいに変えるしくみづくりを模索しながら、この地域に住む人々の”ここで、生きる”を具現化していくため、『ホームホスピスたんがく村 本家』を整備する。

 <施設概要>
 敷地面積 2,574.93㎡、延床面積 266.64㎡。地域交流室を配し、6つの居室、リビング・ダイニング、
 洗面所、風呂、トイレ 他
<たんがく村 本家の活動>
 NPO法人たんがくには、地域住民主催の『たんがく村を育てる会』が本家竣工前の平成28年2月から立ち上がり、その後2か月ごとに定期的にその会を開催されている。そこでは、たんがく村での活動をどう、地域に活かそうかという話し合いが、ワイワイガヤガヤ行われている。平成28年10月からは、『学びの館 たんがく楽館』が始まり、美婆会・ウクレレ、陶芸、絵手紙、お写経、おいしいコーヒーの淹れ方などの教室。イベントでは、寄せ植え、みそつくり、聞いて安心弁護士さんに訊こう、そば打ち、認知症予防講座など多彩な催しを行っている。各講座の先生も地域のおっちゃん、おばしゃん!参加者も顔見知り。もちろん、たんがくのサービス利用者や家族も参加され、地域の方々と触れ合い、うれしいこと・楽しいこと・楽しみなことなどが増え、「お元気で!また、来月お会いしまっしょの!」と生きることを楽しみにされる方が多くなった。また、余命、幾何もない状況でおいでになった方々も楽しいことが多い日常の連続を取り戻し、免疫機能すら高まったのでは?と思わせるくらい宣告された命以上に生き抜いていただいている。
 たんがく楽館の活動には、地域包括支援センターも加わり、地域の『ここで生きる』を支援する場としての役割も期待していただいている。
 たんがくの家は、看取りまで行うが、死を待つのではなく、生きることに楽しみを持っていただき、日常の連続の中で、その方らしく生き抜いていただきたいと考えている。
 たんがく楽館の活動資金にあったては、地域の企業から『企業の社会貢献事業』としてこの活動に寄付貢献しませんかと声掛けを積極的に行っている。また、たんがくに視察・見学に来られた方からも寄付をいただき、認定NPOをめざすと同時に、寄付の文化の土壌づくり始めた。そして、たんがく村のいろんな活動を通し『あんたがおってよかった!』『ここで歳がとれる』という地域の方々の思いを基盤に新たな『見取りの文化』(生き抜く文化)『寄付の文化』『おせっかいの文化』(たんがくの家は、本家、離れ、お隣、お向かいという名前をつけている。まさしく、向こう三軒両隣の発想であり、古き良き”おせっかいの文化”を呼び覚ましたいという思いからネーミングしている)への起爆剤になるべく、今回、整備できた”たんがく村 本家”を中心に楽しく活動を続けている。

助成機関

事業成果物種類

機器・建物(写真)

事業成果物

事業成果物名

2016年度 在宅ホスピス推進のための拠点整備 ホームホスピスたんがく村 本家整備

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事業成果物名

NPO法人たんがくの活動とたんがく村 本家 整備

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事業成果物名

2016年度 ホームホスピスの拠点活動の充実(在宅ホスピス推進拠点整備)

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