事業成果物名 |
2018年度 IFCA ユース・プロジェクト 社会的養護のもとで育った当事者ユースの活動
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団体名 |
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事業成果物概要 |
この冊子を手に取るみなさまへ
私は、アメリカの西海岸に40年ぐらい住み、ソーシャルワーカーとして、新生児から18歳までの子どもたちとの仕事をしてきました。 2012年に、仲間とともに、インターナショナル・フォスターケア・アライアンス(IFCA イフカ)という団体を設立した時、私たちにはこんな思いがありました。 • 児童養護施設や里親家庭で育った子どもたちが、孤立することなく、安心して一緒に活動できる場所をつくりたい。 • フォスターユースが世界的な視野と自分の考えを持って生きるための機会を与えたい。 • 一緒に活動する大人たちと同等の立場で発言し、お互いの価値を認め合うことができる、そんな団体でありたい。 • ユースたちが、大人になるための大切なスキルを蓄える活動をしていきたい。 関東地方の数名のユースで始まった、このIFCA の活動は大きく成長し、創立者の私たちの期待をはるかに超えて、今では日本各地に広がったチームが、それぞれの地域で生き生きと活動しています。メンバーたちはみな、アメリカに渡り、そこでの学びを、日本での取り組みの中に生かしています。後輩ユースたちを思いやり、励ます、かれらの姿を見ると、勇気付けられます。IFCA のユースたちがいつか、社会的養護への差別や偏見を取り除き、ひとりひとりが能力を最大限に発揮して、誇りを持って生活する社会を切り開いていくに違いない、と感じています。 この冊子は、IFCA のユースたちが、自分たちの活動について、他のユースや大人に伝える時に、気軽に手渡すことができる、アイデアがぎゅっとつまった情報源をつくりたい、という発想から出来上がりました。たくさんの人たちの手に渡ることを、心から祈っています。 粟津美穂(あわづみほ)IFCA 代表 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
冊子
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事業成果物 |
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