事業成果物名 |
2020年度事業完了報告書 子ども 若者のいのちを支える 自殺対策 プロジェクト
|
||||||||
団体名 |
|||||||||
事業成果物概要 |
長野県では、毎年20~30名の児童生徒が自殺で亡くなっている。また、長野県が教育委員会等を通じて行った「自殺リスクを抱えた児童生徒に関する調査によって、現在、県内の少なくとも200名を超える児童生徒が自殺リスクを抱えている実態が明らかとなっている。
しかも、そうした児童生徒の中には、「教育委員会や学校の知識不足」や「学校等と医療や法律等の専門家等とのつながり不足」ゆえに、適切な支援を受けることができていない子どもが多い。 このような状況を踏まえて行った、下記2つの事業(子ども・若者の自殺対策)の実施状況について報告する。 1.長野県との協働による自殺りスクを抱えた子どもの支援検討会議の運営(「子どもの自殺危機対応チーム」) (1)時期:通年 a.コアチーム:全体会議 月1回、事例検討 関係専門家で随時 b.地区チーム(4地区):全体会議 年2回、事例検討関係専門家で随時 (2)場所:長野県 (3)参加者:各チーム10~15名(医療・法律・教育関係者等多職種) (4)内容:学校関係者への事前の詳細ヒアリング、事例検討(見込み100件、関係機関間調整、支援計画作成、研修(年2回)、支援情報共有システムの検討(自殺りスクを抱えた児童生徒に関する個人情報や支援情報)、SNS相談でつながった自殺ハイリスク者の実支援への連携 2.信州みらい100人会議(仮称)」の設置・運営 (1)場所:長野県 (2)参加者:100名(大学生以下)およびメンター8名(2名×4地区) (3)内容:「誰も自殺に追い込まれることのない"生き心地の良い信州"の実現に向けた取組(コミュニティーアプローチ)として、子どもを単に支援の対象」とするのではなく、信州の末来を切り拓くために、長野県内の子どもの生きていく力」を活かすための仕掛けとして設置する。 メンター伴走のもと「生きる支援策」について、「危機対応チーム(地区チーム)」とマッチアップさせ、県内4地区に設置し、各地区での連携会合にて研究した内容を全体会(2021年3月、長野市予定)にて発表し、表彰する |
||||||||
助成機関 |
|||||||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||||||
事業成果物 |
|