事業成果物名 |
2021年度「子どもを対象としたメンタルヘルス教育プログラムの構築と効果検証」報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
本の子どもの自殺率や虐待といった社会心理的な背景に基づく健康への影響は深刻さを増している。また、先進国の中で、精神的幸福度は最下位、子どもの5人に1人は精神的な問題を抱えているといわれ、メンタルヘルス対策は喫緊の課題である。しかし、義務教育において具体的な知識や対応スキルを得るための実践的な教育は十分ではなく、全国的なプログラムの構築と実施が早急に求められる。
本事業ではプログラムの構築、効果検証を行い、中長期的には学校で広く一般的に教育が用いられることを目標とした。子どもがメンタルヘルスに関する知識を習得し、自分や周囲が抱える不安や悩みへの対処ができるようなり、必要に応じて適切な支援に繋げられる状態を目指す。また、子どもに身近な大人が連携し、子どもの声を子どもの権利として真摯に受け止め、メンタルヘルス予防対策を行うことができるよう具体的な方策を、多職種で検討し、全国で展開できるようなモデルを検討の上、政策提言を実行する。 若年期からのメンタルヘルス教育の実施と頒布を目指し、小中学生向けのメンタルヘルス教育プログラムを構築し、教育介入の上・効果検証を実施した。その際、市民主体の医療政策の実現をミッションに掲げる当機構では、子どもの権利条約にも規定される「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」に基づいて、当事者である子どもの声に耳を傾け、ニーズの集約を実施、定量的なデータを取得した。さらに、産官学民の分野を超えた専門家を一同に会し、子どもの健康・子どものメンタルヘルスを取り巻く政策課題やその解決策について議論を深めることで、メンタルヘルス政策の推進に寄与することを目指す。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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