事業成果物名 |
2021年度_こどもスマイリング・プロジェクト食品寄贈ガイドラインに関する検討報告書(第1版)
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事業成果物概要 |
こどもスマイリング・プロジェクトを実施する中で、食品産業が直面した食品寄贈についての課題やそれらへの考え方を整理した自主ガイドラインへの取り組みの第一ステップとしてまとめたものです。
弊会は国連持続可能な開発目標(SDGs)を掲げて、法令遵守はもとより大前提としつつも、より良い持続可能な社会をめざして、現行法のみにとらわれる(bolt on)ことなく、新しい視点を柔軟に組み込む(built in)方策を考えてきました。ともすると二項対立に陥りがちな食に関する様々な持続可能性の取組に、議論ではなく実践による解決をめざして、弊会は会員企業の皆様とともに、正解のない問いに手がかりを求めてはじめの一歩を踏み出しました。私たちの取組を継続していくため、そして課題解決を加速するには、より多くの方のご理解とご指導が必要と考え、本報告書として整理しました。 これからも、より多様な議論と実践を重ねながら、『誰もが』『善意で』できる寄贈を、多様な議論と実践を通じて、優先順位をつけ、意図しない結果を注意深く見極めながら、円滑で効果的な政策実施を促進し、意見対立を緩和していく努力を続けていきたいと考えています。 <目次> はじめに ー食品寄贈に関するガイドライン策定に向けてー Ⅰ 総論:食品寄贈ガイドラインの背景、ガイドライン策定の目的 1 持続可能性と社会的包摂 2 日本の食品ロスと相対的貧困 3 食品寄贈に関する考え方 (1)持続可能性と子どもの食の不安(Food Uncertainty)を取り除くことをめざして (2)今後の展望 4 本ガイドラインの基本的な考え方 (1)目的、位置づけ、使い方 (2)ガイドラインの構成 Ⅱ 各論:めざすガイドラインの内容について検討した事項 1 対象となる主体の整理 (1)寄贈者の定義について (2)受贈者側の定義について 2 対象となる食品の整理 (1)対象となる食品について (2)食品表示について 3 寄贈のプロセスと適応範囲 (1)事前手続き (2)寄贈 (3)合意形成プロセスにおける検討事項 (4)受け取り側の情報の事前共有 (5)モデル合意書 4 ガイドライン策定に当たっての課題 (1)リスクマネジメント (2)コストマネジメント Ⅲ 考察 参考:海外の食品寄贈における食品安全に関する規定等 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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