事業成果物名 |
2023年度「ウクライナ避難民の心のケアを目的とした日本語教育・相談対応・セミナー開催」助成事業完了報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
2023年5月~2024年3月まで、一般社団法人全国心理業連合会(全心連)が開設するウクライナ「心のケア」交流センターにおいて、ウクライナ避難民に対する心のケアを実施した。本事業を通じて1,500名以上のウクライナの方々とのつながりを持つことができ、2022年度よりも心のケアを強化した取り組みを実施することができた。以下の2つの事業について取りまとめた結果を報告する。
1.日本語教育と相談対応 ウクライナ避難民にとってはどれだけ日本語を習得するかにより、日本での住みやすさが格段に変わってくる。日常生活の過ごしやすさはもちろんのこと、就業・就学においては必須となる。2022年度の知見をもとに、定期的な少人数制グループレッスンの開始、能力別レッスンの試み、ウクライナ避難民や在日ウクライナ人・在日ウクライナ人の子どもなどが講師を担当する取り組みを行った結果や効果を報告する。また、相談対応については、日本財団助成分の日本語教育をきっかけとした相談対応と心のケアはもちろん、助成外部分の取り組みも含め、実施状況や効果を報告する。 a.2023年度ウクライナ「心のケア」交流センターにおける日本語教育事業報告書 b.2023年度ウクライナ「心のケア」交流センターにおける相談対応実施報告書 2.セミナー・交流会の開催 ウクライナ避難民は戦争トラウマという背景を持っており、いまだ戦争が続く中、毎日トラウマを引き起こす刺激にさらされ続けている状態である。そのような中で心も身体の健康を保つためには、どのようにして心と身体のケアを行っていったらよいかについて学ぶ必要がある。ウクライナ避難民の方々のメンタリティや国民性から見て、セルフケアスキルを身につけ、習得した技術を仕事にすることも意図したうえで、より効果的な手法として「アートセラピー講座」を開催した結果を報告する。また、2022年度実施してきた心のケア交流会について、2023年度はよりグループカウンセリング的要素を強くした形で実施した結果を報告する。なお、2023年度はなるべく地域差をなくすための試みとして、ハイブリッド形式で講座を実施したり、遠方を含め多くの地域をまわる取り組みを行った。 a.2023年度ウクライナ「心のケア」交流センターにおけるセミナー実施報告書 b.2023年度ウクライナ「心のケア」交流センターにおけるグループカウンセリング型交流会実施報告書 |
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