事業成果物名 |
2024年度_JSMEA_自動車運搬船(PCC)におけるAI火災検知システムの技術開発
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
自動車運搬船(PCC)におけるAI火災検知システムの技術開発 2.目的 近年、PCCにおけるEV運搬時のリチウムイオン電池の発火による火災事故が発生し、莫大な被害が発生している。このような火災事故に備え、PCCに特化した迅速に対応できる火災事故対応策さらには火災予防策の構築が喫緊の課題となっている。 本事業では、セーフティネットの考え方に基づき、万が一の火災事故の発生に備え被害の拡大回避や最小限化を図ること、及び火災の予兆探知を目的とし、画像認識AIを活用して火災の発生を瞬時に検知し船舶乗務員に緊急メッセージを送信する機能を持つ世界初の「PCCに特化したAI火災検知システム」を開発する。 本事業の目的は、以上のとおりであるが、個別の事項について補足すると以下のとおりである。 3.事業内容 本事業は、2024年度と2025年度の2年計画で行うもので、初年度は以下を実施した。 (1)ネットワークカメラシステムの構築 ネットワークカメラシステムの構築のため、カメラ選定、ネットワークインフラの設計、ストレージと録画、デコード方法の確立を行う。 (2)ディープラーニングによる「火・煙」の検知モデルの構築 「火・煙」の検知モデル構築のため、データ収集、データセットの作成、モデルのトレーニング、モデルの精度評価、APIの開発、ハードウェアの選定とモデル搭載を行う。 (3)管理システムの開発 管理システムの開発として、アカウント管理、カメラ管理、AI可視化システムの開発を行う。 (4)乗務員へ通知アプリの開発 火と煙の異常を検知した場合に、乗組員のスマートフォンでアラート通知とともに実際の画像・映像をリアルタイムで受信できる監視カメラ用のアプリケーションを開発する。 (5)報告書の作成 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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