事業成果物名

2024年度親が離婚した子どものための面会交流支援の普及事業報告書

団体名

事業成果物概要

2024年度は、オンライン、電話、メール、SNSのDM等を活用した面会交流支援に関する相談への対応、2024年7月から2025年2月にかけて、面会交流支援に必要な18の研修プログラムを、オンラインおよび録画によって提供した。また、2025年1月に第1回ACCSJ研究会「非弁行為とADR」を開催し、その内容を研修プログラムとして整備した。
面会交流支援を適正に提供可能だということを本団体が認証する判定を、独立する認証機関であるACCSJ認証委員会が認証判定するように、支援する団体内での書類整備にサポートした。
支援団体が利用可能な諸文書のひな型を作成した。

また、親の離婚を経験する子どもに向けた情報提供サイトを整備し、低学年および中学年向けの「パパとママがお別れすることになったんだ…」、高学年・中学生向け「両親が別居/離婚することになったんだ」、親向け「離婚後も子どもを支えるために」の3つのwebサイトと、1本の子ども向けの動画を作成した。子ども向けの動画は、子ども向け情報提供サイトへ誘導するためのものであり、SNS等で配信予定。
公開イベントの実施状況は以下の通りであった。
(1)国際シンポジウムの開催
・ミニ国際シンポジウムとして、ACCSJカフェ特別企画「台湾の支援センターをお迎えして」を9月22日にwebのみにて開催し、台湾の花蓮県の面会交流支援団体を交流を深め、計26名の参加があった。
・国際シンポジウムとして、「子どもアドボカシー」を2月11日にwebのみにて開催し、計44名の参加があった。シンポジウムでは、第1部では、大阪公立大学の伊藤嘉余子教授から「子どもアドボカシーと日本の現状について」、第2部では、イギリス・ケンブリッジ大学のジャン・ユーイング教授から「親の別離における子どもの意義ある意思決定参加:その重要性と実現に向けた課題」について、Buzz Contact Centreの支援者ポーラ・ヒギンズ氏から「子ども交流センターにおけるライフ・ストーリー・ワーク」についての講演があった。
(2)説明会「子どもサポートと面会交流」開催(2025年度は計2か所、対面34名、web24名参加)
第6回:宮城県仙台市(2025年2月8日、宮城県教育会館) 参加者:対面15名、web10名
第7回:岡山県岡山市(2025年3月15日、岡山司法書士会会議室) 参加者:対面19名、web14名
個別の質問に対しては、希望に応じて、メールでの回答もしくはオンラインでの面談により説明を行った。
(3)立上げ支援事業に関する公開シンポジウム
2024年10月14日、立命館大学朱雀キャンパスにおいて、対面・webのハイブリッド形式で、ACCSJ創立5周年記念シンポジウムとして、「子どものための面会交流支援~子どもの権利条約と民法改正から考える」を実施し、160 名の参加があった。
その他のイベントとして、1/11にACCSJ第1回研究会「非弁行為とADR」を開催し、対面・オンラインで計38名の参加があった。

助成機関

事業成果物種類

ウェブサイト

事業成果物

事業成果物名

「パパとママがお別れすることになったんだ…」「両親が別居/離婚することになったんだ」

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事業成果物名

「離婚後も子どもを支えるために」

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事業成果物名

親が離婚した子どものための面会交流支援の普及

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事業成果物名

ACCSJ国際シンポジウム「子どもアドボカシー」の開催報告

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事業成果物名

ACCSJ創立5周年記念シンポジウム「子どものための面会交流支援~子どもの権利条約と民法改正から考える」

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