平成20年度小中学校における伝承教育の実施
事業も2年目を向かえました。20年度の成果は次の通りです。
1.大正琴寄贈事業
全国の小中学校４２校に対して、３３２台を寄贈しました。
主な意見として、学校教材が少ない中、寄贈はありがたい、生徒になまの楽器を触れさせる機会が出来、これを機会に生徒に大正琴が触れられ大変嬉しい。
２．講習会の実施
北海道から沖縄にいたる全国の小中学校５６校に対して８３人の講師を派遣して延べ４１１回の講習を実施、受講生は１０７３人に及びました。
３.今年の特徴
・演奏会への参加
講習会で得た事を、学習発表会、町の芸術祭、文化祭の発表会に参加できました。
大正琴を通じて、挨拶、準備、後片ずけなど自分の行動に責任が持てるようになった等。
４.演奏会への参加
第２０回全国生涯学習フエステバル合同演奏会には、講習を受けた近県の子どもを招待し練習成果を発表する場を提供。
５.「児童・青少年の視点から見た大正琴」の発行
小中学校へ講習会を実施した折、アンケート調査を行い、演奏したい曲・大正琴を演奏した感想等集約して冊子にまとめ、アンケート提出学校へ寄贈した。

報告書