事業成果物名 |
GHG削減省エネ大型コンテナ船の研究開発成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
(1) CFDコードを用いたTwinSkeg船型の推進性能推定法の開発
計算格子生成手法の構築 ・ツインスケグ船型の形状データを取り込み、計算用格子を生成する手法を構築した。 CFDを用いた推進性能推定計算手法の構築と試計算実施 ・CFDを用いた推進性能推定手法の計算パラメータ選定を行い、パラメトリックに変化する船型について試計算を行った。 CFD計算精度検証のための水槽試験 ・CFDで推定された流場の検証するためのデータとして船体表面圧力、船尾スケグ周りの流場計測を行い、CFDの計算精度検証を行った。 (2) パラメトリック船型の試設計と性能確認 ・パラメトリック船型の試設計及び水槽試験による性能確認 船尾スケグ間隔、スケグ傾斜角度等を変更したパラメトリック船型を設計し、水槽用模型を製作した。 ・水槽試験の実施 上記パラメトリック模型を用いて、抵抗・自航試験並びにプロペラ面内における伴流計測試験を実施 した。 ・TwinSkeg化省エネ効果の算定 上記水槽試験結果を用いて馬力計算を実施し、各船型の所要馬力を算出。既存1軸船型との比較 によりTwinSkeg化による省エネ効果と、TwinSkegパラメータの影響を確認した。 (3) 最適電子制御チューニングの検討 最適廃熱回収技術の調査・概念設計 電子制御低速ディーゼルエンジンの燃費効率化のために以下を実施した。 1.燃費改善手法と燃費とトレードオフの関係にあるNOx低減に関するパラメータスタディーにより、燃費 改善手法の絞込み 2.パラメータスタディーより抽出された燃費改善パラメータによるRT-flex50機関での性能シミュレーショ ンを実施 3.性能シミュレーションによる各パラメータの燃費改善効果を明確化し、燃費改善手法の決定および陸 上での実証試験項目を決定 廃熱回収システムの概念システム図とコンテナ船における廃熱回収の可能性検討を実施し、関連技術情報の収集を行った。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |