事業成果物名

2007年度 新世代船体構造強度に係る基準に関する調査研究(GBSプロジェクト)

団体名

事業成果物概要

【はしがき】
本報告書は、日本財団の2007 年度助成事業「船舶関係諸基準に関する調査研究」の一環としてGBSプロジェクトにおいて実施した「新世代船体構造強度に係る基準に関する調査研究」の結果をとりまとめたものである。
本プロジェクトでは、IMO において議論が開始されたGoal-based Standards for New Ship Construction(GBS) に対して、造船先進国として国際的に貢献するため、その枠組み、船体構造の機能要件、構造設計基準の検証スキーム、GBS を達成するために必要なガイドライン等を検討し、その成果をIMOに提案すること、また、欧州各国と協力してセーフティレベル・アプローチによるGBS の目標を定めるための検討作業を行い、その成果をIMO MSC83 へ提案し、その実現を図ることを目的として活動した。

【目次】
1. はじめに
2. 調査研究の目的及び内容
3. GBS プロジェクトの活動状況
4. IMO での審議状況
4.1 MSC83
5. 欧州等の動向の調査
5.1 SAFEDOR
5.1.1 SAFEDOR Workshop
5.1.2 SAFEDOR セミナー報告
5.1.3 3rd Anuual Conference of Design for Safety
6. タンカーとバルクキャリアに関するGBS
6.1 MSC コレスポンデンス・グループへの対応
6.2 Pilot Project
6.3 MSC83 及びその後の経過
7. GBS におけるセーフティレベル・アプローチの検討
7.1 MSC コレスポンデンス・グループへの対応
7.1.1 MSC83 における審議
7.1.2 MSC83 以降の検討
7.2 構造信頼性解析に関する調査研究
7.2.1 縦曲げ最終強度モデル
7.2.1.1 はじめに
7.2.1.2 縦曲げ逐次崩壊解析法
7.2.1.3 縦曲げ最終強度算式
7.2.2 信頼性解析手法の検討
7.2.2.1 信頼性解析
7.2.2.2 信頼性解析プログラム
7.2.3 不確定因子に関する調査
7.2.3.1 基本変数の不確定性
7.2.3.2 強度モデルの不確定性
7.2.3.3 荷重の不確定性(静水中曲げモーメント,波浪曲げモーメント)
7.2.4 波浪データに関する調査
7.2.5 信頼性解析事例の調査
7.2.5.1 Moan らの研究(強度,荷重の評価,解析結果)
7.2.5.2 Mansour らの研究(強度,荷重の評価,解析結果)
7.2.5.3 腐食を考慮した船体縦曲げ信頼性解析の研究
7.2.5.4 調査検討結果
7.2.6 構造設計規則の変遷調査
7.2.7 まとめ
8. まとめ

【添付資料】
IMO 提案文書
・MSC83/5/1
・MSC82/5/5
・MSC82/5/8
・MSC83/5/5
・MSC81/INF.6
・MSC83/5/9
・MSC83/5/11
・別添資料1
・別添資料2
・別添資料3

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

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