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中造工【佐伯地区ものづくり体験講座】 11月30日 海上技術安全研究所 講演

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

佐伯市立鶴谷中学校1年生を対象に実施している「ものづくり体験講座」。
この講座は、造船業の盛んな地域で、地元の重要産業である造船について学びながら、
造船業はもちろん理数系の教科にも興味関心を持ってもらうため、
また、将来の進路を考えるきっかけにしてほしいという願いの元実施しています。

◎11月30日 海上技術安全研究所 講演
講師 : 海上技術安全研究所 穴井 陽祐 氏 

穴井先生は、船の構造についての研究をされているそうです。
できるだけ多くの荷物を積めるように、船体自体はなるべく軽く、
しかし大海原での航海でも壊れないように工夫して造られているそうです。
実際に荒波の中を進む船の動画を見せてもらったり、あんなに大きい船体の鉄板の厚さは数cmしかないことを知ると
皆さんからは驚きの声があがりました。

後半の時間は、計算問題にも挑戦!
小学校で習った計算方法だけで解けるものでしたが、こうして出題されると難しい!
実は船の設計にも・・・例えば、荷物をいっぱいに積んだらどのくらい沈むかということも
皆さんが既に知っている計算式が応用して使われています。

理数系の教科が苦手という人も多いと思いますが
それが社会でも使われていることや、そのおもしろさも知ってもらえたらうれしいです。

穴井先生、貴重なお話をありがとうございました!

船ってどんなものなのでしょう?

計算問題に挑戦!

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