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中造工【2023年10月31日(火)】小学生を対象に造船出前授業を実施しました!

当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

2023年10月31日(火)、佐伯市立宇目緑豊小学校5・6年生の皆さんを対象に、造船出前授業を実施しました!
(講師:日本中小型造船工業会 林 結美)

10月19日に、市内にある造船所 佐伯重工業で進水式を見学してくれた皆さん。
船のスケールの大きさや迫力は体感してもらえたのではないでしょうか。

実はその船が、島国で海に囲まれた日本にとっては欠かせない存在であることを最初にお話しました。
ものを動かすためのエネルギー資源や、食糧が少ない日本。
不足するものを輸入するため、海を越えて物を運ぶには船か飛行機しか方法がありませんが・・・
輸出入の際の輸送手段は、なんと99.6%が船なのです!
そんな重要な船を造ったり修理する会社が、佐伯にはたくさんあります。

あの大きな船の材料は、鉄を強くした鋼の板、鋼板(こうはん)です。
どんなに大きな船も、設計図通りに鋼板を切るところから始まり、
それを1つ1つくっつけて形造っていきます。

さらに、船も日々進化していて、環境にやさしい燃料を使う船や自動で動く船、
また、船の上に街をつくるなど夢のある構想もあります。
現場で船を造る人、船を設計する人、船を研究してより良くなるように開発する人・・・
たくさんの人の力で1つの船が造られています!

佐伯市の重要な産業でもある造船の仕事に、少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです!

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