当会では、日本財団より助成金の交付を受け、
次世代を担う子ども達に造船業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、
また地域住民の方々には、造船業が地場産業としての重要な産業であることを再確認してもらうために
「進水式や造船所の見学会」を行っています。

２０２３年１１月１４日（火）、静岡県静岡市に所在する当会会員造船所 （株）三保造船所　の進水式見学会に、
静岡市立清水浜田小学校５年生の皆さんと引率の先生合わせて３２名を招待しました！

実は、校長先生と、三保造船所の社長さんはお友達同士だとのこと！
この日の見学の少し前に、造船所の社長さん自ら、漁船についてわかりやすく説明する資料を
提供してくださったのだそうです。
その資料と一緒に、それに対する皆さんからのお礼の手紙も飾られていました。

進水式の前に、進水する船の船主となる会社の社長さんが
直々に船の説明をしてくださいました。
今回進水する船は、マグロ漁船。
「マグロの寿命は何年だと思う？」「マグロが泳ぐスピードは？」など
クイズも交えて説明してくださり、児童の皆さんも楽しそうにお話を聴いていました。
※マグロの寿命は約２０年、泳ぐスピードは時速７０～８０kmだそうです！

進水式では、式台から、東西南北と正面、それぞれの位置にお餅を投げるという
独特な餅まきが催され、代表児童の５人が参加してくれました。
そしていよいよ進水！
くす玉が割れ、目の前で船が海へ降りていく様子はとても華やか！
拍手で船を見送り、無事進水を終えた船が海上で向きを変える様子も見届けました。

（株）三保造船所の皆様、貴重な経験をありがとうございました！