⽇本自殺総合対策学会では、自殺対策の現場の声に応えるために、昨年度から自治体や⽀援団体の取り組みを紹介し、その困りごとを共有する政策研究会、その困りごとの解決に資する議論を行う講演会や⼤会のセッションを展開し、個⼈情報活用の⽅法、孤独・孤⽴につながる家族のネガティブな側面への対応を取り上げてきました。
現場の知と多様な専⾨家の知とをつなぎ現場の活動を少しでも改善することに資する活動を展開しております。
⽇本における自殺者は減少傾向にあるものの、若者自殺者は残念ながら増加傾向が止まりません。
第４回大会は、「孤独・孤立を考える」をテーマに若者の自殺リスクを⾼める「孤独・孤立」について、その対策の現場の知を紹介するセッションとこれに係る実践的な研究の知を紹介するセッションを企画いたしました。

・本大会は、JST-RISTEX「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム（社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築）」の研究開発プロジェクト「行政・NPOの孤立・孤独対策現場知を支援する総合知に基づく学術体制構築（研究代表者：岡檀）」の一環で開催いたします。