障害があっても仕事はできると、昭和54年に通所授産施設を民間福祉施設の中では先駆け的に開設しました。たくさん働きたくさん工賃を支払うことを目標にし現在に至っています。制度化される前より生活ホームにあたるものを利用者のため提供し、制度化された昭和64年４月より生活ホームに移行し、日中活動の場の提供、生活の場の提供と1日をトータルにサポートすることでより充実した環境の提供ができるようになりました。設立時理事長から現理事長は4代目にあたり、現在は、川本園の施設長も兼務しています。また、平成25年には、障害者自立厚生等厚生労働大臣賞を長きにわたり障害者とともに歩み障害者の立場に立った施設づくりを行った功績により受賞し、皇居にて天皇皇后両陛下に拝謁してきました。施設運営以外にも全国社会就労センター木工部会の会長を務め、施設の発展だけでなく、同じように全国で木工作業を行っている会員の施設のまとめ役を務めています。

　就労継続支援B型を運営する川本園とウッドワーク川本と、共同生活援助（グループホーム）ハイツ川端と3事業所を運営している社会福祉法人です。
　川本園では埼玉県産材の間伐材を利用し、木工作業をおこない木工製品の製造販売を行っています。記念品の受注も様々な機関からうけ多様な製品を作っています。利用者の作業能力も高くなり塗装作業や手作業でなければ磨けない細かいものや小さいものも上手に研磨（磨き）ができるようになりました。A型利用者は、全員雇用契約を結び、数名は家族を社会保険の扶養家族にし大黒柱の役目をするほどになっています。まだまだ企業のよな賃金を支払うことができずいますが、生産活動のさらなる活性化と木工製品良さをアピールし多くの方に使ってもらうことを目標にしています。　　　　ウッドワーク川本では住宅メーカーから出される端材を再加工しメーカーへ販売をしています。毎日自分の担当する作業に責任を持ち取り組んでいます。
　ハイツ川端はグループホームで障害者の生活の場です。現在3か所15名が近隣の方々の理解のなか生活を送っています。利用者の健康面、高齢にり様々なサポートが必要になってきています。その中で、地域の活動に合わせ廃品回収へ新聞等の提供や、ゴミ拾い活動など利用者が活発に行っています。

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