特定非営利活動法人ドロップレット・プロジェクト

基礎情報

団体ID

1031979246

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

ドロップレット・プロジェクト

団体名ふりがな

どろっぷれっと ぷろじぇくと

情報開示レベル

★

第三者認証マーク

団体の概要

本団体は、特別支援教育の現場で働く教員を中心にしている。そのため
・現場のニーズのとらえが的確
・新たな支援技術の有効性の評価が実際的
・大学や企業、公共団体に比べて、動きが早い
といった利点がある。

また、代表の青木は、過去30年にわたって、AAC(補助代替コミュニケーション)の研究と開発、実践に携わってきた知見があると同時に、信州大学内地留学中に、教育学部と工学部の学際プロジェクトに関わった経験から、最新の技術動向にも詳しい。

さらに、メンバーの一人竹内は、日本の視覚支援デザインを牽引する優秀なデザイナーでもあると同時に、現職の特別支援学校の養護教諭として、児童生徒の心身面の健全な育成に直接関わる立場でもある。その知見を生かして、子供の認知特性や心身の状態に合わせた、わかりやすく有用な視覚支援デザインを生み出しており、関係ソフトウェアのUIデザインや、様々な書籍の装丁の評価を高い。

このようなメンバーが中核となっていることで、ドロップレット・プロジェクトは特別支援教育における、様々な問題解決の手法を過去7年間にわたって提案し続けている、稀有な活動団体である。

代表者役職

代表

代表者氏名

青木 高光

代表者氏名ふりがな

あおき たかみつ

代表者兼職

長野県長野養護学校・教諭、国立特別支援教育総合研究所・特任研究員

主たる事業所の所在地

郵便番号

387-0021

都道府県

長野県

市区町村

千曲市

市区町村ふりがな

ちくまし

詳細住所

稲荷山1782-64

詳細住所ふりがな

いなりやま

お問い合わせ用メールアドレス

droplet.project@gmail.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

080-3082-6364

連絡先区分

自宅・携帯電話

連絡可能時間

17時00分~20時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

-

連絡先区分

-

連絡可能時間

-

連絡可能曜日

-

備考

-

従たる事業所の所在地

郵便番号

-

都道府県

-

市区町村

-

市区町村ふりがな

-

詳細住所

-

詳細住所ふりがな

-

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2007年1月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

 

活動地域

複数県

中心となる活動地域(県)

長野県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

7名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、障がい者、福祉

設立以来の主な活動実績

代表・青木は信州大学教育学部で自閉症児のコミュニケーション支援法について研究してきた。
卒業後も同大学の研究室や、企業と連携して、AAC(補助代替コミュニケーション)について研究を行い、障害者用コミュニケーション支援ソフトウェアや機器の開発を行ってきた。
2000年からインターネットを用いた会話支援システム(名称:PICOT On WEB)の開発プロジェクトの中心になり活動。
同システムはドコモ社の携帯電話用障害者支援システムにも採用される。また、そこで開発した絵記号ライブラリは、スペシャルオリンピクス国際大会でのコミュニケーションブックにも採用された。しかし、大学や企業と連携した開発は、資金の面では安定しているが、景気の動向や、研究助成のタイムスケジュールに左右されやすい。現場のニーズに沿った開発や活用実践を、タイムリーに進めるために新たな活動形態に移行する必要性を感じる。

2007年 特別支援教育に関わる教員をメンバーの中心にして「ドロップレット・プロジェクト」を設立。自閉症児などの発達障害児を主な対象とした、視覚シンボルを用いたコミュニケーション支援技術を更に広めるために、活動を開始。
2008年 視覚シンボルライブラリ「ドロップス」の無償ダウンロード提供開始。翌年ライブラリを700語に拡張。
2010年 ドロップスを用いた携帯電話用コミュニケーションソフトウェア「DropTalk」を開発。配布。
    ドロップスの全シンボルと活用方法を紹介する書籍「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」を筒井書房より発刊。2014年までで発行部数2万部を越える。
2011年 日本財団の助成を受け、タブレットを障害者支援ツールとして活用するための機器貸し出し及び活用講座を全国で行う企画「ドロップレント」プロジェクトを開始。日本全国から貸し出しと講座開催の希望が集まり、年間24回の貸し出しと講座を行った。このような形態の支援ツール活用講座は日本で初めてのものであり、その後の多くの追従的な企画の嚆矢となった。
2013年 タブレット用コミュニケーションソフトウェア「DropTalk HD」を公開。各種メディアで取り上げられ、大きな反響を得る。現在では特別支援学校で最も活用されている支援アプリの代表的存在となっている。

団体の目的
(定款に記載された目的)

話し言葉に障害をもつ方のコミュニケーションを助けるための、視覚シンボルの開発と配布。
視覚シンボルを用いた支援ソフトウェアの開発
視覚シンボルを用いた各種支援方法の開発。
視覚シンボルの活用方法を広める為の無料講座の開催。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

・自閉症や発達障害、話し言葉に障害をもつ方のコミュニケーションを助けるための、視覚シンボル
ライブラリ「Drops」の開発と配布。2007年に最初の313語を公開。2014年までに1700語のライブラリ
に拡張し、無料公開中。ダウンロードおよび書籍販売による配布数から算出した活用人口は約2万5000人。全国の学校、福祉施設、医療施設で使用されている。
・視覚シンボルを用いた各種支援方法の開発。Dropsを用いた絵カード作成ソフトウェア、手順表作成
ソフトウェア、コミュニケーションボード作成ソフトウェアをウェブサイトで無料提供。iPad上で動く会話補助ソフトウェアを開発。世界的な基準で見ても最も安価な価格でウェブサイトで提供。
・コミュニケーション支援や視覚シンボルの活用方法を広める為の講座の開催。県内外の特別支援学校やPTA、施設などの求めに応じて、コミュニケーション支援や視覚シンボルの使用方法を説明する講座をボランティアで行っている。

現在特に力を入れていること

コミュニケーション支援技術の啓発活動
発達障害児の「体つくり」支援方法の研究開発

今後の活動の方向性・ビジョン

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

実績なし

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

長野県自閉症協会北信地区いとぐるまの会との共催による「iPad活用コミュニケーション講座」を年に6回、2012年度から実施中

企業・団体との協働・共同研究の実績

実績なし

行政との協働(委託事業など)の実績

実績なし