本入所５０床・短期入所３床から始まった特別養護老人ホームです。平成１９年に増設し、本入所１００床・短期入所２０床となりました。また、地域において総合的な福祉サービスを提供するために、居宅介護支援、訪問介護事業、通所介護事業を展開しております。

主に「在宅サービス」と「施設サービス」を展開しています。在宅サービスにおける各事業は、訪問介護・通所介護・居宅介護支援事業・配食サービスをそろえており、施設サービスについては、特別養護老人ホームを運営しています。また、施設サービスの特別養護老人ホーム内には、在宅サービス事業の一つである、短期入所生活介護事業を運営しております。
　訪問介護は、高齢者のケアを行うためにホームヘルパーがご自宅を訪問して、自立した日常生活を送れるように支援するサービスです。ケアプランに基づいて、食事介助、排泄、介助、入浴介助、衣類の着脱介助、身体の清拭、通院等の介助などの「身体介護」と、掃除・洗濯・買い物などの「生活援助」を提供します。
　通所介護は、介護保険の対象となるサービスで、自由に外に出ることができず、家の中で過ごすことの多いお年寄りの方が、食事・入浴・健康チェック・レクリエーション・趣味活動等を通して、生きがいある生活を送ることができるようにお手伝いするサービスです。塩田ホームでは、定員１５名の小規模なデイサービスを運営しておりますが、小規模事業所らしいゆとりあるケアを展開しています。
　居宅介護支援は、要支援、要介護高齢者に対して、その人がその人らしく生活を送ることができるようにケアプランを作成し、居宅において介護保険で受けられる在宅サービスや入所型サービスなど、いろいろなサービスの調整、居宅支援サービス費にかかる費用の計算や請求などを要介護者の代わりに行う事業所です。現在３名のケアマネージャーが約１００名の要介護、要支援高齢者を担当しています。
　施設サービスでは、長期入所を対象とした特別養護老人ホームを従来型特養５１床、ユニット型特養４９床の計１００床を用意しており、２５０名近い待機者の方たちに順次利用していただいています。ショートステイ事業についても、定員２０床に対して毎月約７０名ほどのご利用者が、順次利用している状況です。終の棲家としてケアを展開する特別養護老人ホームと、家族介護におけるレスパイトケアとして、その一端を担うショートステイ事業を行っています。

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