特定非営利活動法人いのちのミュージアム

基礎情報

団体ID

1122276551

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

いのちのミュージアム

団体名ふりがな

いのちのみゅーじあむ

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

2001年に交通事故遺族16命のメッセンジャーでスタートしましたが、2012年12月現在では156命に拡大し、参加申込の照会が引き続き増加傾向にあります。

メッセンジャーが増えること=犠牲者の増加とは捉えずに、大切な人を喪った遺族のこころの再生の寄りどころとなっていると受けとめています。

「不条理な死」を社会問題としてとらえ、交通事犯の被害者に限定せず、医療過誤、イッキ飲ませ、いじめ、自殺による犠牲者の「生きたくても生きられなかった生命」の大切さを伝える「アート展」を全国で巡回開催し、犯罪の加害者となることへの抑止効果が認められ、刑務所等の矯正教育施設における再犯防止を目的とした教材としての評価を獲得しております。
平成22年9月25日。東京都日野市の廃校を借受けて、生命のメッセージ展の常設施設を兼ねた「いのちのミュージアム」をオープンし、生きていることは当たり前では無く奇跡であること、生命の大切さ、生きている事の有り難さの気づきの機会を提供し続けている。

生命のメッセージ展への出展は、趣旨に賛同いただける不条理な死の犠牲者の遺族であれば誰でも参加いただける運営を行っています。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

鈴木 共子

代表者氏名ふりがな

すずき きょうこ

代表者兼職

なし

主たる事業所の所在地

郵便番号

191-0033

都道府県

東京都

市区町村

日野市

市区町村ふりがな

ひのし

詳細住所

百草999 百草台コミュニティセンター3階

詳細住所ふりがな

もぐさ

お問い合わせ用メールアドレス

admin@inochi-museum.or.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

042-594-9810

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~16時30分

連絡可能曜日

金 土 日

備考

ミュージアムの開館日です。 その他の曜日は留守番電話にて対応。

FAX番号

FAX番号

042-506-9816

連絡先区分

その他

連絡可能時間

8時00分~20時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

ファックスは24時間対応。

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2001年4月9日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2009年6月12日

活動地域

全国

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

8名

所轄官庁

東京都

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

子ども、青少年、教育・学習支援、地域・まちづくり、地域安全、人権・平和

設立以来の主な活動実績

鈴木共子のプロフィール
神奈川県生まれ、造形作家。「生命(いのち)のメッセージ展」代表。
環境彫刻作家のご主人鈴木明氏は49歳の若さで癌に倒れる。その5年後に、ひとり息子の零さんをも悪質な交通事故で奪われてしまう。一般市民による初の法改正となった「危険運転致死傷罪」の新設に尽力。また、息子の果たせなかった大学生活を『代わりに生きよう』と勉強を続け、零さんと同じ早稲田大学への入学を果たし、2007年春卒業。作家活動の側ら、理不尽に命を奪われた犠牲者たちの等身大パネルと遺品の靴・ご遺族のメッセージを展示した「生命(いのち)のメッセージ展」にて、『かけがえのない命の尊さ・重み』を伝え続けている。
生命のメッセージ展を全国で開催。平成24年6月末現在、44都道府県にて110回の開催を数える。

団体の目的
(定款に記載された目的)

ひろく国民に対して、「いのち」をキーワードにした文化・芸術・教育、啓蒙活動を通じて「いのち」の大切さを伝え、青少年の健全な育成と安全安心な社会づくりに貢献することを目的としています。
具体的には、「自分は加害者にはならない」という動機付けを通じて、加害者を生まない社会の実現と同時に、犯罪被害者等の当事者による「心」のケアを提供することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

生命のメッセージ展の開催と運営を主たる活動とし、社会教育の推進、地域安全活動、子供の健全育成等の活動に貢献しております。 

また、日野市立旧百草台小学校の3階フロアを活用した常設展示施設「いのちのミュージアム」の開館により、一般社会人や生徒・学生を対象にした人権研修を提供しています。

メッセージ展開催の主体も、当初の参加遺族による開催から、行政、団体、企業との共同開催という形態が増え、「いのち教育」「矯正教育」「被害者支援啓蒙・啓発」「飲酒運転根絶、交通安全啓発」の領域における訴求効果が高く評価されています。

平成19年5月に一般公開された鈴木共子をモデルとする映画「0(ゼロ)からの風」の上映と小規模な「生命のメッセージ展」を組み合わせた開催は年間30会場を越えました。「生命のメッセージ展」の本開も年間20会場となっています。

又、上映会場における「いのち」を題材にした講演回数も160回を越え、活動の輪が拡大してきております。

現在特に力を入れていること

計画どおり生命のメッセージ展の常設展示施設として「いのちのミュージアム」をオープンさせることができましたが、永続的な活動基盤確立のため、特に財政基盤の整備、確保のためのファンドレイジング活動に積極的に取り組みながら、ミュージアムを活用した各種研修事業を企業、学校向けに展開して参ります。
また、学校の教育現場における小規模の生命のメッセージ展と犯罪被害者遺族の体験をお話することを組み合わせた「いのちの授業」を推進して参ります。

平成24年度の新たな取り組みとしては、犯罪被害者団体としての経験、知見を生かした、当事者だからこそ可能となる「ピア・サポート」を提供して行く計画です。同時に、本事業に特化したファンドレイジング(一円倶楽部)にも取り組んで参ります。

今後の活動の方向性・ビジョン

「いのち」をキーワードに、展示活動に留まらず、文化、芸術を通じた「いのちの大切さ」を伝える活動を継続的に行う事を目的として、NPO法人いのちのミュージアムを設立し、広く活動資金の募集と事業展開による財政を確保し、小学校の廃校を利用した常設展示施設「いのちのミュージアム」を通じた地域に密着した活動として、犯罪被害者の当事者による犯罪被害者支援、所謂ピア・サポートを新たに開始し、当事者だからこそできる支援を全国に展開して行きたいと考えています。

また、メッセンジャー全員を展示する巡回展示に加えて、他の地域においても地域に密着した活動拠点の整備を目指します。 既に、鹿児島県霧島市、山口県山口市、滋賀県竜王町、埼玉県川口市には、それぞれの街に、24命、35命、30命、94命のメッセンジャーが常駐する体制が整い、それら拠点から地域の学校、企業、矯正施設における小規模な展示活動が可能となっています。 

これらの拠点を更に増加させ、運営維持が可能となる財源を確保しながら、いのちの大切さの気づきの場、被害者遺族にとっての癒しの場、親子祖父母との触れあいを通じたいのち教育の場となるような、ピア・サポートセンターの設置・運営へと事業を拡大して行きたいと考えています。

定期刊行物

NPO法人化にともないニューズレターを四半期毎に発行。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

日本財団助成
平成21年: 常設展示施設(いのちのミュージアム)整備
平成21年〜23年: 生命のメッセージ展の全国巡回開催と矯正施設における開催
平成23年度   : 夢の貯金箱よりいのちの授業事業への寄付
平成24年度   : 花王、あいおい損害保険の社員拠出の社会貢献基金より寄付を受入
           一般社団法人日本特定保険募集人協会より寄付付き自動車保険の受入
補助金
財団法人矯正協会(平成23年度)

寄付実績
滋賀県トラック協会、全国交通事故遺族の会(平成20年〜23年)、夢の貯金箱(平成21年〜23年)、竹鶴油業(平成21年より毎月)、東京都遊技場組合(平成22年)、㈳日本損害保険代理業協会(平成22年〜)、花王ハートフル倶楽部(平成24年)、あいおい損害保険株式会社

協賛
アート引越センター、

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

NPO法人KENTO、

企業・団体との協働・共同研究の実績

都道府県の犯罪被害者支援センターとの生命のメッセージ展共同開催:
秋田県、福島県、千葉県、神奈川県、群馬県、栃木県、三重県、福井県、石川県、京都府、徳島県、愛媛県、山口県、鳥取県、佐賀県、大分県など、

行政との協働(委託事業など)の実績

被害者週間国民のつどい、2009年犯罪被害者週間 神奈川大会にて、生命のミニメッセージ展開催。
2010年、犯罪被害者週間行事として東京都より映画上映と講演を受託。
2010年、犯罪被害者週間行事として、多摩市よりミニ.生命のメッセージ展の開催を受託
2010年、4月、福井県敦賀市及び他の団体を生命のメッセージ展を共催。
2010年、12月、静岡県静岡市と生命のメッセージ展を共催
仙台青葉学園、榛名学園、加古川刑務所、奈良少年刑務所、奈良少年院、立川拘置所、多摩少年院、和歌山刑務所、法務省矯正局より生命のメッセージ展の出張開催を受託。

日野市との「いのちのミュージアム」開設、運営
府中市、多摩市よりミニ生命のメッセージ展開催、講師派遣の受託