福祉

特別養護老人ホーム「藤乃花」は浜松市における平成27年度整備計画の認可を受け、建物の建築を含めた整備を行いました。同時に職員採用活動も行い、平成28年4月1日に開設にしました。施設概要は特養90床、ショートステイ10床の計100床、全室個室のユニット型特養です。また定員30名のデイサービスを併設しています。デイサービスは30年度中に定員40名まで増員する予定です。
現状では、特養70名、ショートステイ平均8名/日、デイは平均20名/日ほどの方にご利用いただいております。
職員も開設当初の55名から現状では92名まで増えてきましたが、まだまだ多くのご利用者様を迎えるには不足しており、求人活動に注力しているところです。
社会福祉法人という性質上「地域貢献」にも力を入れたいと考え,地域に開かれた施設を目指していくため、地域交流スペースや喫茶スペースの開放を近隣にアピールしており、自治会様や老人クラブ様がここを総会や会合の場としてご利用いただいております。
またデイサービスでは、利用者様に手作り野菜に挑戦してもらおうと、隣地の畑の一部をお借りして種まきを行ない、収穫期にはみんなで協力して野菜を収穫し、味噌汁やおやつの材料にしてご賞味いただきました。施設には職員用の託児室があり、託児の子供たちも畑の水撒きを手伝ったり芋ほりに挑戦したりして楽しむ姿が見られました。
ご利用者様に四季折々の風情を感じていただくため、季節の行事ごとにイベントを行ない皆さんに参加して楽しんでいただいています。ボランティアさんの公演も少しずつ増えてきており今後も幅を広げて生きたいと考えています。
また職員の有志で「藤音女」というユニットを作り、定期的な演奏会を開いており、こちらも入居者様やデイご利用者様に好評をいただいています。
特養・ショートステイ・デイサービス、いずれのサービスも競合が激しい地区です。藤乃花ならではの特色を打ち出していかないと稼動に繋がっていかないという現状もあり、職員みんなで知恵を出しながら、ご利用者様満足の追求を行っております。

特別養護老人ホーム・ショートステイ・通所介護事業所・居宅介護支援事業所

まずは職員数の充足・稼動率のUPを最優先に施設運営を安定させることが第一です。
前述しましたが、まずは職員の求人活動に力を入れ、施設の営業活動も同時進行で促進させなければなりません。
空室があり、困っている方たちが居るのにお救い出来ていないのはとても残念なことです。
一日も早く、まずは特養の満床、そしてデイの稼働率を80%以上にもっていくことが急務です。
職員一同、「地域ナンバーワンの施設を目指そう！」という理事長からの言葉を胸に、いま自分に出来ること、これからやらなくてはいけないことを考えながら進んでいます。
チーム一丸となってサービスを提供することで、「ご利用者様」・「職員」そして「地域」の3者から必要とされる施設にしていきたいと思います。
また社会福祉法人設立の際に行政にお約束したこととして、近い将来に「障がい者支援」を行っていきたいという思いがあります。
ケアハウスのようなものをイメージしていますが、障害を持った方たちもそこで一緒に働き収入を得て、生計を立てていけるような応援ができればと考えています。
藤花会グループとして、介護の入口からターミナルまでがグループ内の施設で選択できることでご利用者様の安心にも繋がると考えますし、高齢者のみならず障がい者の支援にも尽力できれば法人としての使命は達成できるものと思います。
これからも介護に対する熱い想いを持った職員とともに、「こころある介護」を目指して歩んで参ります。

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